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2016/08/16

「2016年版 間違いだらけのクルマ選び」島下泰久<6>

<5>からつづく

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「2016年版間違いだらけのクルマ選び」
島下 泰久 (著) 2015/12 草思社 単行本(ソフトカバー) 256ページ 目次
★★★★☆

<6>ミライのイメージを借りる

1)世の中、夏休み真っ盛りである。この時期に忙しい方々もいらっしゃるが、この時期にはしっかり休みを取るのが自動車販売業界である。いつもはうるさいほど主張しているロードサイドのディラー店も、いずこも休み。パンフレット一枚もらうこともできない。

2)それはそれでいいのだ。あと数日すれば、すぐに完ぺきに稼働する。それまではネットで情報集めだ。五月雨式に、あちこち気ままなネットサーフィン。わかったことをランダムにメモしておく。

3)以前、2016年には登場するだろうと予想されていたプレミオ・ハイブリッドは結局でなかったらしい。だから、わがクルマ選びからは完全に撤退ということになる。

4)気になるVWゴルフではあるが、単なるゴルフではいまいち押しがない。ところが調べてみると、ゴルフにもPHVがあるらしい。おお、これはすごい。GTEというグレード。ネットでも動画が配信されていて、おお、これはなかなか候補には残るぞ、と身構えたが、実は、値段が高すぎる。さらっと5KKYである。これでは予算の倍。将来的に我が家にGTEが来ることはないが、その装備は比較検討の基準にはなりそうだ。

5)ところでネットサーフィンしていて気づいたことがある。それは水素を使った燃料電池車ミライについてだ。すでに徳大寺有恒はその最後の2015年度版で「ミライ」を高く評価していた。WVゴルフを基準として日本車に提言をし続けてきた徳大寺最後の遺言となった感さえあるミライ。これは今後の大きなねらい目かもな。



6)発表から2年が経過しているのだから、現在どのような状態になっているのか知らべてみなければならないが、すくなくともかなりの将来性があることは間違いない。

7)ただネックは、技術の充実度と周囲環境の整備状態である。まだまだ私のような一般ユーザーの手の届かないところにある。その値段も5KKYとも7KKYともいわれている。これでは手が出ない。

8)ただイメージはわかる。フロントグリルのあの「無駄」に大きな開口部が、実は水素と反応させるための空気の取り入れ口だとするなら、なるほど妥当性がある。二酸化炭素ゼロ。排出するのは水分のみという水素電気。良いことはいっぱいありそうだ。

9)ここまで理解してくると、新プリウス4のあの外観デザインの「無駄」な衣装の意味も、すこしは妥協できる。プリウスはミライのイメージを借りているのだ。少なくとも将来的にはプリウスシリーズをミライへとつなぎたいし、ミライはまたプリウスの発展形として、より現実化を狙っているのだ。

10)さて、現在我が家に提供されている新プリウス4は、実はレンタカーの代車である。イメージはわかるが詰めが甘い。大振りで、粗だけが目立つ。そういう率直な感想だったが、これはレンタカーゆえの低グレード車なのだ。自分の好みにセットすれば、おそらくもっともっとよくなる。少なくとも違和感は緩和されるだろう。

11)そして、もっとわかってきたことは、この夏に登場する情報があった新プリウス4PHVは、今年の冬に発売が延期されたのだ。そして、その意匠は、新プリウス4とは差別化されたものになるという。つまりもっとカッコよくミライに近づくのだ。

12)ここまでくれば、いくら爺さんでも、別段に退却したネグラな気分に陥る必要もない。というか、むしろ爺さんでも似合うような新プリウス4PHVに仕上がってほしい。新PHVは距離も60キロまで電気走行が可能になるらしいし、家庭電気でも充電できるレベルにまでクオリティを上げてくるらしい。

13)ということはだ。まずは、私の普段使いの日常では、ほぼ完全に電気自動車で走れるということになる。年に何度かあるロングドライブ時には、ガソリン走行も可能なのだから、神経質に継続走行距離にこだわることはなくなってくる。

14)それにだ。3・11後に我が家の屋根に挙げた太陽光パネルも意味を持ってくる。別段に電気代を安くしようとパネルを上げたのではない。夢としてはいずれ我が家で発電した電気でクルマを走らせたい、そういう大きな理想があったのだ。

15)業務用ではあるが我が家のクルマは、無駄に我がP内に駐車していることが多い。100V電源で、どれだけ時間がかかろうが、それほど心配はない。

16)確かに町内には200V急速電源を無料で提供している施設があり、利用は可能であるが、別段に「無料」にこだわっているわけではない。必要な対価はキチンと払う必要がある。太陽光パネルとて、別段に「経済性」だけを重視しているわけではない。

17)さて、ここまでくると、次第に影が薄くなるのが、現行日産リーフだ。スタイルも説得力がないが、その性能もいくら280キロ走行可能と言っても相対的には3KKY以上のクルマとしての価値は、かなり偏ったものになる。ここは次期リーフがもっとよく仕上がって登場してくることを期待するのみだ。

18)したがって、今朝の気分は、本命次期プリウス4PHV。ちょっとダウン気味だが対抗次期リーフ2、そして何はともあれ、穴馬としてVWゴルフGTEということになるだろう。

<7>につづく

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