「ガラス玉演戯」ヘルマン・ヘッセ<7>
「ガラス玉演戯」<7>
ヘルマン・ヘッセ (著)、高橋 健二 (翻訳) 2003/12 復刊ドットコム 単行本: 501ページ
★★★★★
1)いつでも再読をスタートできるように、常に枕元においてある一冊だが、なかなか集中して読み始まることがない。あちこちを散読しながら、パタっと閉じてしまう。なにかかにかの用事が入ってくる。すぐにそちらに引っ張られ、この本に取り掛かることができないできた。
2)しかし、夏休みも終わり、そろそろ秋の夜長の準備をしなければならない。今年の秋こそは、この小説の世界に入っていこうではないか。心ではそう決めた。
3)この本、人気があるのかないのか。図書館では私以外に借りる人はなさそうだし、もともとの出版社の本は絶版になっている。その分、中古市場では値上がりし、時にはとんでもない値段も目にする。再刊ドットコムなどにもリクエストがあるようだ。
4)いくつかのバージョンがあるのだが、私はこのバージョンが好きなようだ。全集の中の一編というより、単独で独立した一冊が、完結した世界感を醸し出す。演戯や遊戯などのl言葉つかいも、私は演戯のほうがよさそうだ、と感じている。
5)さぁ、10年ぶりの読書をまた始めようかな。
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