「パソコン購入ガイド」 2016 100%ムックシリーズ<45>
<44>からつづく
「パソコン購入ガイド」 2016 100%ムックシリーズ
2016/05 晋遊舎 ムック: 95ページ 目次
★★★★☆
<45>頂上近づく
1)いやはや、ひとつひとつの作業が初めてのことばかりなので、薄氷を踏むような思いで少しづつこなしていく。大体において、おそらく、似たような環境にあったユーザーは自分でその作業をしてはずなので、その多くの中の気の利いた人たちは、キチンとした足跡を残してくれている。これが大いに役立つ。
2)もっとも、頂上が近づいたとは言え、最初からヘリコプターで頂上に降り立つ人もいるし、ふもとから一気に四輪駆動車などで駆け上がる輩もいるのであり、お~~い、キミは今、まだそこにいるのか~い、などとからかわれそうで、なんとも気分を害する。
3)何はともあれ、頂上が見えてきた。旧OSから中間OSに登り、さらに一気に頂上を目指した。その過程では、取り返しのつかない失敗が起こるといけないので、逡巡しつつ、あれやこれやと手探りで、のんびり上ることにした。少なくとも旧機①はほとんど新PCと変わらない機能的な存在にはなりえるのだ。
4)となれば、最初から、この道をたどって、なにも新PCなど買わなくてよかったではないか、とも思うが、まぁ、それはそうなのだが、そこまでは自分に自信がなかった。うまくいったら、それはラッキーだった、というしかない。
5)PCをいじる、ということは、ほとんどが人事内のことである。誰かほかの人が勝手に決めたことを、こちらがその規則を守ってすすんでいくだけだ。そのあたりは、大自然や天候・気候を相手の畑仕事などとは違う。畑仕事なら、常識的な作業を行えば、大体のことはできるし、大きく失敗することはない。しかしPCは違う。すべてが人が勝手に決めたルールをたどって、ただひたすら上るだけなのだ。
6)もっとも他人とは言え、たった一人が決めたわけでもなく、多くの、それこそ世界中の多くの人がかかわって作り上げたプロトコルの世界なのであり、広く多くの人に支持されるルールを作り上げ、守っていることは当然である。
7)門外漢なる私なぞは、そんなルールなど最初はまったく目にいれず勝手にやっては、実が失敗の連続で終わる。ここで戦意喪失する時もあるが、いや待てよ、ともう一度本腰を入れなおす。最初の最初の入り口のルールがわかってくれば、ある程度のところまで行く。類推も効くし、拡大解釈も成り立つ。
8)しかしある程度のところまで行くと、危険ゾーンとなり、やはりここは先達さんの教えの通りについていくしかない。もう先達さんがいないところには、やはり行かない、近づかないのが、われわれドシロートの身分のものの身の守りかたであろう。
9)キリストは、叩けよ、そうすれば開かれん、と言ったそうだが、ネットの深い知恵の世界では、どうにかこうにか、正しい問を発すれば、世界のどこかにいる先達さんたちの足跡を探すことができる。ありがたやありがたや。
10)しかし、それにしても、最後のフィニッシュまで、やたらと時間かかるなぁ~。
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