「2016年版 間違いだらけのクルマ選び」島下泰久<25>
<24>からつづく
「2016年版間違いだらけのクルマ選び」
島下 泰久 (著) 2015/12 草思社 単行本(ソフトカバー) 256ページ 目次
★★★★☆<
<25>VWってどうよ
1)なにやら当地から始まるVWの現地試乗会キャンペーンがあるらしい。いずれはゴルフに試乗しようと思っていたので、近くのモールの会場まで買い物ついで、奥さんとおでかけ。今日が初日の午前中とあって、まだ混んではいなかった。涼しいうちに試乗しよう。
2)試乗と言っても、一般の路上にでるわけではない。大きな駐車場の中につくった試乗コースを何百メートルか走るだけである。それでも、ワイパーとウィンカーを間違ったり、電動サイドブレーキの操作が分からなかったり、ギヤシフトが違っていたりと、いろいろと体験すべきことはある。
3)ゴルフ試乗車に乗ると、とにかく気持ちがいいのは、乗るときに座面が低く、車高がそれなりにあるので、頭がドアフレームの上にぶつからないこと。ほんの少しのことだが、現在のマイカーはぎりぎり以下。頭が通るのはいいが、毎回帽子がずれる。
4)室内はおちついた高齢ごのみ、大きさもやや小ぶり。長さも4m20㎝くらいだそうで、取り回しはいい。バックもガラスの下がすぐバンパーなので、見切りがいい。走り出すときのエンジンの音や走行感はなるほど、いい。ベストマッチというか、う~~ん、こんな感じか、ととりあえずうなづく。
5)欠点は価格。このグレードでこの価格か。乗るまでナンボかかるんじゃ。乗ってからナンボかかるんじゃ。常に数字が頭の中を去来する。ファミリーユースでありながら、危険な現場周りする営業車としては、ちょっとお高くはないですかね。
6)車格がちょっと下のポロも同じ1200CCだそうだが、こちらはボディが小さすぎて、私の体形には合わない。後ろ席なんか、おそらく小学生くらいまでならOKか。アップという160万円台の車もあったが、もう座席に座る気もない。ツードアで、いくらサイドカーテンがあるとは言え、これではマシな軽自動車を選んだほうがいいだろう。
7)走る、曲がる、止まる。これについては、なるほどゴルフはOK。ボディの大きさもちょうどいい。ハイブリッドに長いこと乗ってきた身としてはスタートボタンを押すとすぐにエンジン音がかかるのは、逆に新鮮だったが、あれほどのサウンドを出す必要があるのか。室内のインテリアの雰囲気はいい。落ち着いていて、おそらく長く乗っても飽きがこないだろうな。
8)恥ずかしい話だが、GTEとGTIは別物だそうだ(汗)。プラグインハイブリッドはGTEだが、現在はゴルフとパサートしかなく、割高だし、実際的な走行距離には不満だが、今後、各車に展開していくということだから、今後に期待だな。
9)1200CCという車格はどうなのか。昔のサニーやカローラの感覚だが、サニーやカローラだと思えば、それなりによくできている。しかし、価格がなあ~~。
10)一日試乗、というのもあるらしいが、一週間試乗してもいいですよ、という申し出あり。正式に申し込んだわけではないが、そのうちそのチャンスに恵まれたら、あえて私は拒否しないでおこう。広い駐車場内での試乗だけではなく、ちょっと高速にも出てみたいし、車庫入れや縦列駐車などの、実際的使い勝手も確認しておきたいよね。
11)日本車で言ったら、オーリスあたりの位置づけになるのだろうか。だからゴルフ、という決め手がいまいちなかった。くれる、というならもらうが、買うという行動にでられるか、というと、簡単には家族の賛成も得られない。積極的ななにか別な要素が必要だ。
| 固定リンク
「11)Oh my Love」カテゴリの記事
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「Oh my Love」編(2016.10.01)
- 「WIRED VOL.24」 特集 NEW CITY 新しい都市 <3>(2016.10.01)
- 「わがボタニカルライフ」<33>トチの実(2016.10.01)
- 「2016年版 間違いだらけのクルマ選び」島下泰久<29>見えてきたもの(2016.09.30)
- 「パソコン購入ガイド」 2016 100%ムックシリーズ<48>(2016.09.30)
コメント