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2016/09/16

「48歳からのウィンドウズ10入門」<2>

<1>からつづく

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「48歳からのウィンドウズ10入門」 

リブロワークス (著) 2016/4 インプレス 単行本(ソフトカバー): 128ページ 目次
★★★☆☆

<2>ブラウザ

1)今回、PC選びにおいて、なぜに私はこんなラガードに下落してしまったのだろう、と振り返ってみた。まさか、こんなに時代とずれているなんて。そう思えば思うほど、いろんなことを思い出した。

2)そもそも、私はウィンドウズの世界におさらばしようと思っていたのだ。それこそラガードでよかったのだ。そして春からスタートしていた新しいPC選びの名前は、なんと「あっぷる計画」というものだったのだ。つまり、Win派からMac派への転向を狙っていたのである。

3)その原因は、MSという会社の世界戦略と、Macという私にとっての新世界である製品群の、その違いに見とれていたからである。iPadやiPhoneを入手して以来、その出来には実に満足していたのだ。確かにいい。今度PCを買う時は、Macだな。心ではそう決めていた。

4)そのほうがネットワークや互換性からも、使用感も、絶対いいはずだ。ストレスフリーだ。そう思い込んでしまった私は、すっかりWinのアップデイトをさぼるようになったのだ。いいや、もうどうせ使わなくなるWinである。捨て置こう。そしてWin情報は見ないようになってしまった。

5)そして、同時期的にWinOSはますます魅力をなくしていった。そりゃぁそうだろう、まったく時代からすべりおちた旧OSを使い続けていたのである。使い勝手がよくなるはずがない。捨てられそうになったかわいそうなお嬢さんが、去っていく男にすがる、なんてことはないのだ。あんたがそうなのね、と、彼女のほうから先手で手を切られた、という雰囲気である。

6)思えば、今回の春からのPC選びにおいて、最初は、Mac/Winのダブルブートを考えていたのである。メインはMac、業務でちょっとだけWin。それでよいだろう、という読みだったのだ。

7)しかし、その環境は調べれば調べるほど、それは決してスマートな方法ではない、ということに気づき始めた。まずコストパフォーマンスが良くない。万が一、トラブった場合のサポート体制もほぼ皆無。まさに一人よがりの孤高を楽しむようなPCライフになりそうだったのだ。

8)もし業務ソフトがMacでサポートされているなら、私は間違いなくこちらに移行したはずである。将来的にもその可能性はあるかもしれない。しかし、現在はどっぷりとWin環境が必要なのである。ちなみに、オフィスソフトでさえフリーオフィスはサポートしない。MSオフィスでないと使えないのだ。これって、なんか変。

9)ちなみにタブレットはiPadオンリー化している。ほかのアンドロイド・タブレットはあまりに多様化しすぎていて、サポートしきれない、というのだ。つまり、現在業務用環境は、WinPC+Macタブレット、という股裂き状態にあるのである。

10)一ユーザー、一業務人として、私は結局妥協した。新PCは、シンプルなWinノートにしよう。そして、一時的であれあれほど盛り上がった「あっぷる計画」は、次第にしぼんでしまったのである。これはこれで、一件落着であった。

11)しかし、かくかくしかじかがあって、またまた2台目のPC選びも続けてしなければならなくなった。もし二台目PCがどうしても必要とするなら、私はどのような選択をするのだろう。
①とにかく廉価なサードパーティPCで納得する。
②一台目と同じPCにして、本当の意味でのバックアップにする。
③同じメーカーの同じ機種ではあるが、あれこれ重装備する。

12)と、まぁ、そんなことを考えながら、まずはこちらのWin10も使いこなしていかなければ業務が遂行できないのであれば、大勢の波に呑まれる以外にない。そして、積極的に考えた場合、いろいろとWin10にも疑問が起こる。

13)まずはこのブラウザだ。いままでのIEを捨てて、いきなりエッジってなに? なぜにそれほど大きく変えなくてはならないのだ? 私はWin10になってもIEを使い続けてきた。しかし、この辺ですこし態度を変えようと思う。エッジにも慣れるしかないのだ。

14)ウィンドウズ10では、これまでのウィンドウズで標準ブラウザーに設定されていた「インターネットエクスプローラー」に変り、「マイクロソフトEdge」が搭載されています。ウィンドウズ10では、このEdgeでインターネットを閲覧します。

 Edgeの特徴は、シンプルでわかりやすい画面構成です。基本的にはインターネットエクスプローラーのデザインを踏襲していますが、ウィンドウズに表示されるボタンは少なくなっており、迷わず操作できます。

 Edgeの起動時や新しいタブを開いたときには、「スタートページ」が表示されます。スタートページでは、よく見るサイトや最新ニュースなどをを参照できます。

  まずはEdgeの起動方法と、画面の各ボタンがどのような機能を備えているかを把握しておきましょう。p68「Edgeの画面の見方を覚えよう」

15)MSも、結局、昔からひきづってきた負の遺産をこのあたりでばっさりと切り捨てて、新しい時代へと突入しようとしている雰囲気だな。

<3>につづく

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