« 「WIRED VOL.19」 特集 ことばの未来 | トップページ | 「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 ケヴィン・ケリー<5>コグニファイング 認知していく »

2016/10/13

「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 ケヴィン・ケリー<4>ビカミング なっていく

<3>からつづく

71jnk7sfvgl
「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則
ケヴィン・ケリー (著),    服部 桂 (翻訳) 2016/07 NHK出版 単行本: 416ページ 目次

<4>ビカミング なっていく

1)ケヴィン・ケリーがせっかく「未来を決める12の法則」を上げてくれているのだから、わがライフスタイルをこの12のステップで検証してみようと思う。

2)「パソコン購入ガイド」 2016 からパソコン選びを始め「48歳からのウィンドウズ10入門」へと移行してきたわがITライフだが、今、大きくは3つのことがテーマとなっている。
・古OSを使っている古機PC③をどうするか?
・古バージョンの会計ソフトをどうするか?
・古プリンターをどうするか?

3)実はこの3つのテーマはつながっている。古機PCはすでにサポート期間が終わったPCではあるが、非常に安定しておりスタンドアロンとしてはまだまだ使える。ただインターネットにはすでにつながっていない。

4)古バージョンの会計ソフトはすでに10年ちかく使ってきたソフトであるが、まだまだ使える(と思っている)。ただ、最新OSではすでに使えない。また出力としても現プリンターでは印刷できない。

5)古プリンターとはいうものの、当時は最高機種だった。非常に高性能で対応力もある。度重なるトラブルにも見事に復活してきた。しかし、インク吸収体が限界で、また、ドライバーも最新OSに対応しておらず、印刷も無線のエアプリントには対応していない。

6)この三つのテーマはトリニティとしてつながっており、存続するならこのまま、廃止するなら、この三つを同時に廃止していくのが妥当である。

7)思えば、この古OS古機③も実は、かなりの憧れに機種だった。安定しており、ハードもトップメーカーのモノで実に堅牢である。しかしながら、ディスプレイがダウンして知人から私が譲り受けたもので、部品を取り寄せ、私が修理して使っているものだ。

8)会計ソフトは、知人の会計事務所が老齢で閉鎖する機会に、悩んだすえパソコン会計に切り替えたものを今でも使っている。税処理などかなりシンプルな我がSOHOでは今だに現役で、実はこれ以上の機能はいらないと思っている。

9)古プリンターも実によく働いてきてくれた。ただ一年前からダウン。緊急の家族のプリンターを今じゃ常時使用している。古機PC③でしかつながらない。旧会計ソフトも、実はこのプリンターでなければ印刷できない。有線でコードをずるずると引きずりながら使っている。

10)さて、この古いシステムに、私はなぜに固執しているのだろうか。実はこの古PC古機③とはいうものの、このOSは当時の私にとっては憧れのOSだった。なかなか買えなかった。あの時も、さらに古いバージョンのOSを使っており、ようやく手に入れた時の感動が、今でも忘れられないのである。

11)古会計ソフトも、実は、わがSOHOを絶ちあがた時には思いもつかない方法だった。そもそも知人が会計事務所をしているからという理由で、わがSOHOを法人化したのであった。経理については、帳簿類を全部わたしてまかせっきりだった。そのあと、自分で決算処理までできるようになった会計ソフトは、驚きの連続であった。

12)古プリンターも、その前は白黒のドッドプリンターや、カーボンプリンター時代に比べて、その高機能さに圧倒された。カラー写真も、街のDPE屋で印刷するようにきれいで、なおかつ安く、お手軽に印刷できた。このプリンターには感謝している。

13)これらの現象を、ケヴィン・ケリーの「法則①ビカミング」に対応して考えたら、どういうことになるだろうか。物事を固定的に考えてはいけない。形ある機器の裏では、常に新しいことがグレードアップされているのだ。なり続けること。ここがテーマだ。

14)すでにわがオフィスには最新OSパソコンが3台存在している。敢えて会計ソフトのためだけに古いトリニティシステムを残存させておくことの意味は何か? 機種が増えればメンテナンスの手間も増え、狭いオフィスをさらに狭くする。最新OSで会計ソフトを動かすことを考える時期である。

15)古いOSでしか動かない古会計ソフトに満足しているのはなぜか。一番シンプルなモードで運用しているからであり、もっと戦略的に経理を考えるなら、実は、もっともっと会計ソフトを使い倒す必要がある。会計ソフトに合わせて、わが業務を縮小してきてしまったのではないか、という反省がある。

16)古プリンターには感謝している。きれいだったし、頑丈だった。度重なるトラブルから何度も復活してくれた。しかし、エアプリントに対応していない。ドライバもネット配信されていない。CDからインストールしなければならない。バージョンアップし続けなければならない。思えば、インクも高価だったな。

17)思えば、これに加えて、会計ソフトのデータは恒例として3.5インチFDに記録しているのだった。いまだにFDを使っているのは単に慣例というだけではなく、保存するのに紛失しにくいという思いもあった。しかし大容量のDVDやメモリスティックなどがある時代、もうちょっと時代遅れだな。それにクラウド時代だよ。

18)つまりこういうことだ。いまここですぐに、2016年から始めるのがベストだということだ。歴史上、何かを発明するのにこんなに良いときはない。いままでこれだけのチャンスや、いろいろな始まりや、低い障壁や、リスクと利得の格差や、収益の高さや成長が見込めるタイミングはなかった。

 いまこの瞬間に始めるべきだ。いまこそが、未来の人々が振り返って、「あの頃に生きて戻れれば!」と言うときなのだ。

 過去の30年ですばらしいスタート地点が創られ、真に優れたものを作り出す強固なプラットフォームとなった。しかしこれから来るものは、それとは別の、それを超える、もっと違うものだ。われわれが作るものは、恒常的に、休むことなく別のものに<なっていく>ものだ。それに最高にカッコいいものはまだ発明されていない。

 今日こそが本当に、広く開かれたフロンティアなのだ。われわれは皆<なっていく>。人間の歴史の中で、これほど始めるのに最高のときはない。

 まだ遅くはないのだ。 p40「BECOMING」

<5>につづく

|

« 「WIRED VOL.19」 特集 ことばの未来 | トップページ | 「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 ケヴィン・ケリー<5>コグニファイング 認知していく »

10)FinTech」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 ケヴィン・ケリー<4>ビカミング なっていく:

« 「WIRED VOL.19」 特集 ことばの未来 | トップページ | 「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 ケヴィン・ケリー<5>コグニファイング 認知していく »