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2016/10/03

「弥生会計04ではじめるらくらくパソコン会計」 益子会計事務所

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「弥生会計04ではじめるらくらくパソコン会計」
益子会計事務所 (著) 2003/12 翔泳社 単行本 293ページ
No.3791★★★★☆

1)長年さぼりつづけてきたパソコンの更新が、たまりにたまって、トラブル連続となり、これはいかんと、せっせと更新作業を続け、ようやく三台のパソコンを最新OSまでアップグレードすることができた。

2)達成感があるものの、ややお疲れ気味である。このままなんともなく、うまく行ってほしいと願うのみだが、パソコンは順調になったとしても周辺機器や常用ソフトのマッチングの問題が残っている。

3)その問題のまずはトップにくるのが会計ソフトだ。

4)わがSOHOの会計はすべて知人の会計事務所に長年見てもらっていたのだが、いつのころからか、先生が老齢で事務所を閉鎖し、わが社でも会計ソフトなるものを導入して、なんとかかんとかやってきた。

5)あれこれ事務所も探したのだが、なかなかうまいところがない。さらには、わが社の会計はあまり難しくはないのだ。実にシンプル。えい、と意気込んで、自分でやってはきたものの、毎年決算の時には税務署の窓口でゆっくり指導を受けることで、なんとかしのいできた。

6)ふと気づいてみれば、あっという間に10年以上の年月が過ぎたのだ。あれからずっと同じソフトを使い、同じ作業を毎年繰り返してきた。そして、おそらくは、来年も、再来年も、このソフトで、少なくともわが社はOKなのだ。買いかえる必要などない。

7)ただ、不具合がまったくないわけではない。このソフト、新PCに対応しないばかりか、すでに旧機①旧機⓶の時代においても、すでに時代遅れでちょっとした不具合がでていた。そのために、この会計ソフトをうごかすためにだけ、さらに古い古機を温存してきたのである。

8)考えようによっては専用機なので便利でもあるし、ときにはこのソフトのためにだけ古PCを温存メンテナンスし続けることが、ちょっと面倒にはなっていた。このへんで、そろそろ考えなければならないだろう。

9)今回はすでに三台とも最新OSにグレードアップしたので、この会計ソフトも新しいものにしなければならないだろう。さっそく会計ソフトの情報集めに着手した。

10)思えば、この会計ソフトというやつで、私たちSOHOレベルの経営者はだいぶ助かったと思う。かくいう私もSOHO仲間から教えてもらったのだが、おそらく、会計事務所などにとっては、打撃だったのではないだろうか。だいぶ仕事が奪われたはずだ。

11)考えてみれば、これもフィンテックのうちの一つだろう。

12)ネットで検索すると、会計ソフトも結構なお値段である。毎年年号のラベルがついているところを見ると、毎年年末に新しいヴァージョンがでているようだが、まちがっても毎年買い替えている会社はないだろう。たしかに法律が変わったり、細かい仕様が変更にはなるのだろうが、会計という基本はおんなじだ。

13)それでも今回は、どの事務所でも最新OSに合わせて、最新会計ソフトをそろえなければならなくなるのだろうか。それとも、ソフトを温存するために、旧OSの動くパソコンを大事に使い続けることになるのだろうか。

14)わが社でも、その分かれ目にあるが、はてはて、どうしようかな。

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