「WIRED (ワイアード) VOL.1 」特集OUR FUTURE テクノロジーはぼくらを幸せにしているか?<6>
「WIRED (ワイアード) VOL.1 」特集OUR FUTURE テクノロジーはぼくらを幸せにしているか?<6>
(GQ JAPAN2011年7月号増刊) 2011/06 コンデナスト・ジャパン 不定版 27.2 x 19.8 x 0.6 cm WIRED関連リスト VOL.1について
★★★★★
1)うん、この本は面白い。これからは、愛読雑誌は何ですか? と問われたら、まよわず「ワイアード」とまずは答えそうだ。もちろんこの雑誌一冊、というわけにはいかない。何冊かのうちの一冊ということになろう。しかし、まずはトップにこの雑誌の名前を上げることだろう。
2)表紙にあったタイトルをすべて個別に書き込もうと思ったが、すでに次に読むべき本が到着してしまった。先を急ごう。必要であれば、後に再読する。今は概略をとりあえずつかむことのほうが先だ。
3)現金もカードもいらない お金の未来 これについては、まぁ、他でも触れたし、今後も話題になるだろうが、当ブログとしてはメインの話題にはならない。フィンテックというカテゴリではあるが、視点がずれている。限りある金は丁寧に、キチンと間違いなく使うしかない。
4)「SNS」という罠 プライバシーが消えてゆく これもまぁ、5年前と現在ではかなり違ってきてもいるが、またその対策もだいぶ取られるようになってきた。でも少なくとも、大衆が気づかない部分についての継承は誰かが鳴らさないといけない。
5)クリス・アンダーソンが語る「未来はすでにここにある」 これもなかなかいい。巻末のコラムである。誰のコラムというよりも、すでに雑誌と一体化しているので、クリス・アンダーソンなのか、WIREDそのものなのか、見分けがつかなくなっている。
6)IDEA/TECHNOLOGY/BUSINESS この三つのテーマ。ああそうだったのか、とあらためて認識。これはのちに少しづつ変わっていっているようなので、注意深くみていこう。
7)WIRED.jp GET WIRED ONLINE 私は雑誌WIREDの読者でなかったばかりではなく、ネットのWIRED.jpのファンでもなかった。よくよく見ているわけではない。ただ、たまに横断してしまうので、ああ、こういうのがあった、と毎回気づくのだが、すぐ忘れてしまう。まぁ、その程度でいいのだろう。
8)WIRED大学 新・教養学部の必読書50 最後にこのコーナーを取り上げないわけにはいかない。WIRED大学、と洒落てはいるが、シンギュラリティ大学のような実態をともなった存在ではなかろう。ここでは、「日本校」として50冊の本をリストアップしてある。
9)当ブログとどのくらいクロスしているかな、と思ったが、既読なのはなんと5分の1。内容的にはほぼカバーしているが、具体的にこのような形でリストアップされていると、いずれ読みたくなる本もいくつかある。すでに時期を外した本がないでもない。
10)しかしまぁ、WIRDE大学「日本校」 新・教養学部の聴講生としては、曲がりなりにも、すべての本の存在を確認し、手にとってペラペラしてみる必要があろう。
11)そして、もっと大事なものは、ここに「ワイアード・スクールがもたらしたもの」p094という文章が追記してあった。抜き書きしようと思ったが、全文になるので、とりあえず、ここに画像として添付しておく。
12)最後に、GQ JAPAN 2011年7月増刊 ワイアード VOL.1 LUNCH ISSUE ってところを忘れていた。WIRED日本版は、1990年代中盤に一度創刊されていたようだが、いつか立ち消えになった。その後、復刊したわけだが、その時にこのGQという既存の雑誌の特別号として発行されている。
13)なぜにそうだったのかは未確認だが、単体の雑誌としては、日本のマーケットで一人歩きするにはあまりにも弱かったのかもしれない。ヘタな形で借財を追って三号雑誌となり、その後まったく日の目を見ないようになるよりはよかったのかな、と思う。
14)その辺の事情については、いずれ後日、追っかけしながら分かってくるに違いない。
まずはこの項<完>
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