「WIRED VOL.4」 特集 WIREDの未来生物学講義
「WIRED VOL.4」 特集 WIREDの未来生物学講義
WWIRED日本版編集部 2012/05 コンデナスト・ジャパン 雑誌 不定版 (GQ JAPAN2012年6月号増刊) WIRED関連リスト
No.3825★★★☆☆
1)創刊4号目。おそらく以前より準備をしていたのだろうが、その(何回目かの)創刊がちょうど3・11の直後となってしまい、まるでホール・アース・カタログの再来となるような表紙で登場したWIRED日本版。
2)そしてこれまた、これまたまったく予期しなかったであろうスティーブ・ジョブズの死亡による第二号。
3)これまでは、まるで期を会わせるがごとくに起こった出来事に、ある意味WIRED誌は引っ張られた形で急上昇し始めた。三号では、その反動を食らって暗中模索のようなイメージを与え、編集長も変わった。そして、四号目は、はてさて、どうだったのだろう。
4)古誌ランキングでは結構な高値を読んでいるWIRED誌だが、ネットで電子版が配信されたり、電子版と併売されたりした関係か、飛び切り安値になっている場合もある。受容と供給のバランスゆえ、定型価格はないものとは言え、この号は比較的安価で入手できる。ということは人気がなかった号、ともいえるかもしれない。
5)生物学の話である。「ネットで進化する人類」 ビフォア/アフター・インターネット角川インターネット講座15 伊藤 穰一 (監修) (2015/10 KADOKAWA)でも、バイオテクノロジーの話が重要な要素として語られていた。バイオのDIYとか、キッチンでのバイオ実験とか、首を突っ込めば面白そうなテーマがいっぱいだったが、当ブログとしては、せいぜい、酵素を使たドブロク作りに興味を持った程度だった。
6)この号では、主テーマではないにせよ、レディ・ガガの紹介がある。彼女がOSHOについて語った時のことを思い出していた。
7)雑多な記事が掲載されている雑誌ゆえ、関連のない記事も多いが、巻末には、楽天の三木谷浩史と電子書籍KOBOの紹介がある。我がスマホにもKOBOはインストールしているが、活用の度合いは、というと?である。あれから4年、どれほど浸透しているだろう。
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