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2016/11/12

「ブロックチェーンの衝撃」 馬渕邦美他<2>

<1>からつづく

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「ブロックチェーンの衝撃」  <2>
ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会 (著),    馬渕邦美 (監修)  2016/06 日経BP社 単行本 296ページ
★★★★★

1)前回の「フィンテック」カテゴリの発祥は、業務連絡会での責任ある立場からでた「フィンテック、インシュテック」がきっかけだった。そこで、追加説明を求めておいた。その結果が次のような答えであった。

2)・自動運転時代に対応する準備が始まっている。
・モノからヒトの時代である。
・ヒトを中心として推進し、モノへと拡大していく。
・セメとマモリ
・フルコンサルが必要である。
・フィンテック、インシュテックの研究は始まっているが、この5年間には、大きな変化はないだろう。しかし5年後以降は大きく変わる可能性がある。
・医療データのIoTなどが実用化されるだろう。
・リスク細分型が推進する。
・いかに活路を見つけ、いかに生き抜いていくか。
・モノからヒトへ拡大してく。
・基本、ピタっとハマるものがあるのではないか。

3)この本、技術的にはなかなか難しく、ドシロートにはなかなか読み解けない。しかし、やはり、実用化されるには5年はかかるだろうな、というのは実感。5年なんかあっという間ではあるが。

4)「どのような技術について僕は話していると思う? 1975年にパーソナルコンピュータが来て、1993年にインターネットが来た。そして、僕はこう考えている。2014年はビットコインなのだと。」---マーク・アンドリーセン(2014年1月)。

 インターネットブラウザ「ネットスケープ・ナビゲータ」を開発したネットスケープ・コミュニケーションズの創業者がビットコインのインパクトについて語った有名なフレーズだ。p22「ビットコインの誕生」山崎大輔 

5)1975年に誕生したというパーソナルコンピュタ、手持ちに来たのは1980年、5年が経過している。それから専用ワープロのような形を経て、実際に生活に入り込んできたのは80年代後半だ。

6)1993年に誕生したと言われるインターネットは実際には1996年から活性化し、実際に仕事をするようになったのは2000年になってからだ。いずれにしても、一般化するにはそれなりの時間がかかる。5~7年。時には市民化するまでは10年はかかる。

7)ブロックチェーンにまつわるテクニウムが一般の生活に入むのは2020の東京オリンピックを超えたあたりとなろう。

8)私はもう中期高齢者となっており、新しい仕事を覚えたりする時代ではないので、特段に適応できなくても構わないが、それを苦痛としてではなく、楽しみとして、ライフスタイルを豊にするツールとして受け入れられるような環境に生きていたいものだ、と思う。

 

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