« 今日の気分はこの3冊 <23> | トップページ | 「WIRED VOL.11」 特集 イノヴェイョンは世界を救う 明るい未来のためのテクノロジー&デザイン<3> »

2016/11/05

「シリコンバレー発 アルゴリズム革命の衝撃」 Fintech,IoT,Cloud Computing,AI、 アメリカで起きていること、これから日本で起こること<2>

 
91qlifaueil
「シリコンバレー発 アルゴリズム革命の衝撃」 Fintech,IoT,Cloud Computing,AI、 アメリカで起きていること、これから日本で起こること<2>
櫛田健児 (著) 2016/09 朝日新聞出版 単行本 248ページ
★★★★☆
1)この本を読んでからずっと、なんだか落ち着きが悪かった。別段この本のことを考えていたわけではないのだが、いろいろな日常の中で、結局、この本の「欠点」がわかった。
 
2)ひとつには、テレビ特集番組で、京都の300年の歴史をもつ旅館の紹介をしていたことが大きかった。何気に付けたテレビ番組に一時間釘付けになった。
 
3)スティーブ・ジョブスも来たというその最老舗の旅館には18しか客室がない。だが、世界中から宿泊客が来るとという。なぜか。
 
4)そこには、自然と調和する科学と、心あふれるアートがある。そして、すべての物事に宿る精霊を大事にしている。それを、日本独特のものとして世界から人が訪れるのだ。
 
5)スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った講義を思い出す。世界中の賞賛を集め、世界一の金持ちになってもなお足らないものがある。それは、命を大事にすることであるし、身近な家族と親しく仲良く暮らすことである。
 
6)革命とか進化、という言葉はすきなのに、どうしていままでイノヴェイションという言葉が好きでなかったのかな、と思う。積極的に避けてきたともいえる。イノベイターという単語も、どうも好きになれなかった。
 
7)それは、どうしてもこのシリコンバレーなるものとの紐付きが好きになれなかったのではないだろうか。
 
8)この本を読んでも、例えば、「デジタル・ゴールド」ビットコイン、その知られざる物語 ナサニエル・ポッパー(2016/09 日本経済新聞出版社)を読んでも、ビットコイン闇金融「シルクロード」「WIRED VOL.25」を読んでも、「INNOVATIVE CITY FORUM 2014」「WIRED VOL.14」 付録 を読んでも、どうもイノヴェイションという言葉で表現されている世界は片手落ちだと思う。
 
9)この感覚は池田純一の一連の書物を読んだ時に感じる欠乏感と通じるものだ。
10)その点、WIRED誌にたびたび登場する伊藤穰一 には、人間全体を見返る余裕があるように感じる。
 
11)レイ・カーツワイルにしたってその「シンギュラリティは近い」の最終章では、人間の意識について語っている。
 
12)我さき主義、弱肉強食、それで良い、とする志向性には納得できない。
 
13)その傾向とバランスをとるかの如くにマインドフルネスが自然と流入してきているわけだが、それさえも、我さき主義、弱肉強食、を補強する形で取り入れようとしているのであれば、それは、まったくの間違いである。
 
14)さて、これからもうすこし熟読しようとしている「WIRED VOL.11」イノヴェイションは世界を救う特集は、どんなことになっているのだろう。
 

|

« 今日の気分はこの3冊 <23> | トップページ | 「WIRED VOL.11」 特集 イノヴェイョンは世界を救う 明るい未来のためのテクノロジー&デザイン<3> »

09)イノヴェイション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「シリコンバレー発 アルゴリズム革命の衝撃」 Fintech,IoT,Cloud Computing,AI、 アメリカで起きていること、これから日本で起こること<2>:

« 今日の気分はこの3冊 <23> | トップページ | 「WIRED VOL.11」 特集 イノヴェイョンは世界を救う 明るい未来のためのテクノロジー&デザイン<3> »