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2016/11/07

「WIRED VOL.24」 特集 NEW CITY 新しい都市 <4>

<3>からつづく

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「WIRED VOL.24」 特集 NEW CITY 新しい都市 <4>
2016/8/9 コンデナスト・ジャパン 雑誌 ; 不定版 日本語 WIRED関連リスト
★★★★★

1)ようやくこの号に戻ってきた。この号こそ、当ブログが重い腰をあげてWIRED誌に立ち向かうぞ、と思わせてくれた一冊である。たまたまこの号は「NEW CITY」という特集であったが、特にそのタイトルは関係なかった。ただただ、最新のWIRED誌である、ということが大事だったのである。

2)しかしながら、ここにきて、一連のWIRED誌からかぎ取ったものはイノヴェイションという言葉であり、そのもっとも根幹となる場は都市にあるのだ、とようやく気が付き始めた。

3)当ブログにおいては、おそらく人間と瞑想(あるいはマインドフルネスとも)と、地球、がなければ、成立しないだろう。

4)比して考えるに、WIRED誌においては、テクノロジー、イノベイション、都市、がなければ、雑誌(あるいはムーブメント)としては成立しないのだろう。

5)人間 → 地球 を繋ぐもの = 瞑想(あるいはマインドフルネスとも) なら

6)テクノロジー → 都市 を繋ぐもの = イノベイション という位置づけであろう。

7)かくいう私も地方の100万都市の一番端っこで暮らしているが、かならずしもこんなに「大きい」都市は必要がない。おそらく10万とか20万都市でも十分なのではないだろうか。ただ、たまたまここにいるので、せっかくの100万都市を、10万都市のように活用しているだけかもしれない。

8)それだけのソースがあるからこそ、小都市がいい、などとホザいていれるのかもしれない。零細都市、さらに過疎といわれる地域にいたとするならば、私ならきっと息苦しくなって、たまには大都市に遊びにでるのだ。

9)ただどう考えても1000万都市とかのど真ん中で暮らしたいとは思っていない。100万都市のど真ん中さえ息苦しいと、今の私は思っているのだ。

10)じゃぁ、というので、ディビット・ソローよろしく森の生活を始めてみたが、クマやイノシシ、カラスや、シカ、などと、命を張り合って生きるライフスタイルというのも、どうやら無理のようである。

11)家があって、仕事があって、家族があって、近くに、二つか三つの友達家族が住んでいる。病院や学校、交通機関もあってほしい。なにかかにかの文化施設やイベントも、それなりに欲しくなるだろう。

12)おそらく、そういう暮らしなら、きっと地球上、どこでもできるのではないだろうか。

13)今、大都市では、何百億円とか何千億円とか、さらには全体で、何兆円ともいえるような「文化施設」やら交通手段やらを整備しようとしている。それがいいとかどうかとかは、すぐにはいえない。だが、私には必要ない。

14)おそらく私はどんな環境になっても、おそらく10万都市に暮らしているようなライフスタイルを選び出すことになるのだろう。

15)先日、街の中のいわゆる高級マンションに住まう知人を訪ねることになった。ゲイトは長いが、彼の住まいに入ってびっくりした。彼の住まい方は、おそらく、中身は3万都市の長屋のような暮らしだ。センスの問題だろう。

16)別な知人のコンシェルジュのいるようなマンションも尋ねたが、私なら、やはりあんな「不便」なところに住みたくない。どうして、自分の家にいるのにコンシェルジュが必要なんだろう。

17)カニは自らの甲羅に似せて巣を作る、というが、人は人なりに、結局は自らのライフスタイルを作っていくしかないのだろう。^

18)10歩さがって、いいだろう、大都市が好きな人々は大都市に住めばいいだろう。

19)かたやこちとらは、キジやヤマネコや、キツネやタヌキと一緒、というわけにはいかない。それなりに「人間」らしく生きたい。寒いのは厭だなぁ。トイレが使いにくいのもまずい。清潔で合理的であってほしい。

20)食べ物はそれなりおいしく豊富であってほしい。健康維持は大切だし、健康法も、草木を薬とつかえるほどの知識もほしい。学びもチャンスもあるに越したことはない。積極的に、森の中にある大学などがあってもいいのではないか。

21)テクノロジーありきの大都市、そのためのイノヴェイション、そういう構図の中に、WIRED誌はあるのか。

22)かつて、アルビン・トフラーの「第三の波」の中にみた、森の中のログハウスに住まうプログラマー、水上飛行機で大都市に納品のために飛び立つロングヘアー、そんなスタイルが好きだったんだがな~。

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