« 今日の気分はこの3冊 <24> | トップページ | 「シンギュラリティは近い」エッセンス版―人類が生命を超越するとき レイ・カーツワイル<20> »

2016/12/05

「オバマ大統領がヒロシマに献花する日」<6> 相互献花外交が歴史的和解の道をひらく

<5>よりつづく  

オバマ大統領がヒロシマに献花する日 (小学館101新書)
「オバマ大統領がヒロシマに献花する日 」 <6>
松尾 文夫 (著) 2009/8 小学館 新書 224p

1)今晩のニュースによれば、安倍首相は今月12月26日27日に、オバマ大統領とともに、ハワイの真珠湾を、日本の現職首相としては初めて、訪問するという。

2)政治家たちのやることだから、裏にはさまざまな経緯や政治的な駆け引きがあるのは当然のことだろう。

3)しかし、私は基本的に賛成である。そもそもが本のタイトルを見なさい。そして、この本がでて7年目にオバマ大統領は広島に献花した。

4)そして、それに対する返礼は、日本の首相が真珠湾に献花することで、新しい時代が開かれる、と、この著者・松尾文夫氏は預言している。

5)何かと評価のわかれる安倍首相ではあるが、私は個人的には、安倍貞任・宗任にルーツを置くという彼の出自に対し、同じアベ一族の同年代人として、一刀両断にできない忸怩たる思いがある。

6)私は基本的に今回の首相の予定には賛成である。謝罪や弁明というよりも、とにかく過去の戦争という過ちをくりかえさないために、互いに胸襟を開き、花を手向けあうことはとても重要なことであると思う。

<7>につづく

 

|

« 今日の気分はこの3冊 <24> | トップページ | 「シンギュラリティは近い」エッセンス版―人類が生命を超越するとき レイ・カーツワイル<20> »

09)イノヴェイション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「オバマ大統領がヒロシマに献花する日」<6> 相互献花外交が歴史的和解の道をひらく:

« 今日の気分はこの3冊 <24> | トップページ | 「シンギュラリティは近い」エッセンス版―人類が生命を超越するとき レイ・カーツワイル<20> »