「48歳からのウィンドウズ10入門」<11>
「48歳からのウィンドウズ10入門」
リブロワークス (著) 2016/4 インプレス 単行本(ソフトカバー): 128ページ 目次
★★★☆☆
<11>三か月使ってみた
1)すでに3か月前に締めてしまったコラム・シリーズだが、あえてその後のリポートをしておくことにする。よいことは書いてしまったので、よくないことから書いてみる。
2)まず、ぎょっとしたのは、電源コードのプラグ接続部分が折れたことである。
3)この機種にほれ込んだのは、とにかくあれだけ落下や衝撃テストを繰り返していて、その堅牢さは、モバイルパソコンの必須条件だろう、という読みがあったからである。そして、たしかに、何度も机から落下するような事態が発生したが、本体には何の影響もなさそうだった(今のところ)。
4)しかし、それをなんどかやっているうちに、不注意さが増加してきたのだろうか、今回ばかりはやばいと思ったのだが、足をコードに引っかけて落下させてしまった瞬間、本体に差し込むプラグ部分が折れてしまったのだ。
5)現在「く」の字に曲がった状態で、断線は免れているが、これはいずれ時間の問題だろう。数千円覚悟の上、新しいコードを用意しなければならない(あれ、メーカーサポート、って効くかな?)。
6)今回のPC選びで一番こだわったのはモバイル性だった。だから12インチにしたのだし、重量も1キロにこだわった。その部分はもう納得済みである。しかしながら、この3か月の自らの行動において、本当にモバイル性が必要だっただろうか、というところが引っかかってくる。
7)たしかに何度もカバンに忍ばせて客先には向かった。デモでカバンから取り出すという「示威行為」もした。しかし本当にその場面でこのモバイルPCが必要だった、ということはなかった。もちろん、いつも常帯するなどというスタイルも必要なかった。
8)つまり、外においてはスマホで十分だったのである。どうしてもというならタブレットもあるが、タブレットさえ本当は必要なかった。12インチモバイルPCでノマド生活、というのは、私の場合は、憧れであって、実態にはそぐわないものであった。
9)とするなら、本来、重くて、デカくて、携帯性に乏しい15インチでも十分だったのではないか。その方が安い。そして選択の幅は広がる。携帯性にこだわったばっかりに削った機能やアプリソフトもだいぶある。そもそも、ここが間違いだったのではないか。
10)15インチとは言え、本当に必要なら外出時に持ち出すことは可能だ。機能的には問題ない。オフィスでなら、すこしかさばるかもしれないが、置き場所が決定してしまえば、それはそれ、うまく収まってくれるはずである。
11)その他、芳しくないことと言えば、やはりSSDにしたおかげで速さは抜群だが、容量をケチってしまったこと。もうすこし大きなキャパが必要だ。そしてオフィスソフトもやはり新品が必要になりそうだ。
12)さらには、3か月も使ってくると、やはり少しづつ立ち上げや切り替えが遅くなる。常にクリーンアップを心掛けてはいるのだが、知らず知らずに残り滓がたまっていくようだ。それと、やはりOSの特性だろうか、異常停止、再起動がかかった場面が二度三度あった。
13)概して言えば、このPCは現在78点くらいである。60点合格主義の私としては、これで、もう十分すぎるのだが、この次買う時は、このPCが壊れないうちに、15インチの安価な一台にしようと思う。
14)モバイルはもう、スマホで十分な時代だ。
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