OSHO 現代世界のマインドフルネス 「Mindfulness in the Modern World」 <16>
「Mindfulness in the Modern World」 How Do I Make Meditation Part of Everyday Life? <16>
OSHO 2014/04 Griffin 英語 ペーパーバック 254ページ (Osho Life Essentials) 目次
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あなたは自分を、正面ではあなたのマインドを置き、片面では熟考に置くという二分化することはできない。あなたの意識を二つの部分に分けることに可能性はない。もし可能性があるとすれば、実際はないが、議論を目的として、私はあなたの意識を熟考のためと、もうひとつは他のもの、あなたではないものに分離する可能性について話してみよう。
他のものはあなたのものではない。言い換えるならば、外在物はあなたではない。あなたはそれ以上分割できないものである。あなたを外在物に変化させることはできない。
それはちょうど鏡のようだ。鏡はあなたを映す、鏡は世界のなんでも映す、しかしこの鏡そのものが映るようにすることができるだろうか? あなたは鏡をそれ自身の前に置くことはできないし、もし鏡を正面に持ってきても、その時鏡はもうない。鏡は自分自身を映せない。
意識はちょうど鏡のそのものだ。あなたは意識をなにか外在物のために使うことができる。それを何かの外在物の集中のためになら使うことができるし、何かの物事の熟考になら使うことはできる。
使われるべき言葉がないために、メディテーションというのは正しい言葉ではないが、英語でも受け入れられていている。中国や日本の国々でも同じ状況のだったために、ディアナという言葉が使われてきている。二千年の前の昔、仏教僧が中国に入り、ジャイナという言葉を翻訳するべき言葉を探そうとしてきた。
ゴータマ・ブッダは決して自分の言葉としてサンスクリットを使わなかった。彼の言語はパーリ語だった。サンスクリットはブラフマンの聖職者たちの言葉だった。そしてブッダの基本的な革命の部分だが、聖職者たちはそれを捨てるべきだし、そうすれば彼らの商売がなくなるだろう。人は存在に直接つながることができる。べつに代理人など必要ない。仲介者を通すことはない。
シンプルに理解しなさい。あなたは、仲介者を通じてあなたのガールフレンドやボーイフレンドを愛することはできない。あなたは「キミ、ちょっと私の最愛の妻のところに行って愛してくれるなら、10ドルをあげるよ」とは誰にも言うことができない。
召使だってできないだろう、最愛の人に誰もできない、できるのはあなただけだ。召使を使ってでは、最愛の人を愛することはできない。さもなければ金持の人々はこの面倒くさい出来事にまったく頓着しないだろう。
彼らは十分な召使たちを従えている。金も十分あり、召使を送ることができる。一番の召使を選ぶことができるし、そうすれば、何も彼ら自身、気をつかう必要はない。そうなれば、あなた自身でやるべきことはそんなに多くない。召使はあなたのために眠ることもできないし、あなたのために食べることもできない。
聖職者たちは何をやっているのだろう。彼らは、あなたと存在、あるいは神、自然との間の、存在との仲介役の召使以外の何ものではない。ヨハネ・パウロ法王の世界にむけたメッセージによれば、神と直接つながりを持つことを試みるのは罪だと諭している。罪!
あなたは正当に認められたカトリック聖職者を通して神とつながらなければならない、すべてが正式なチャンネルを通して進められなければならない。これは明らかに階級であり、官僚主義であり、あなたは司教、法王、聖職者を避けて通ることができない。
もしあなたが彼らを避けて通ったら、あなたは直接神の家に入ってしまう。これは許されない、それは罪なのだ。私はこの法王が、人は彼は正式な代理人を必要とし、人は存在や真実そのものとつながるような生得権は持っていないという。これを罪と呼ぶような神経を持っていることに、本当に驚いた。
だれが正式な代理人と決めたのかね? 世の中には300もの宗教があり、それぞれに階級を持っている。他の299の他の宗教はガラクタで、彼らの聖職制度だけは絶対的な必要性で存在すると言っているのだ。これは絶対的に不必要であり、あなたを力づくで避けて通れないようにしているだけである。 OSHO p27~29/254 (p24~26/198)
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