「解き明かされる日本最古の歴史津波」<35> 名取熊野本宮
「解き明かされる日本最古の歴史津波」 <35>
飯沼勇義 2013/03 鳥影社 単行本 p369 飯沼史観関連リスト
★★★★★
名取熊野本宮
名取熊野三社で言えば、そもそも「本家」であるはずの熊野本宮。他の新宮、那智社に比較すると、ややおとなし目ではあるが、逆に俗化されていないような、素朴なオーソドックスさを感じる。
そもそも本来はこの地より南に500メートルほどの高台・小館というところに鎮座しておられたらしいが、いつのことかこの地に遣座されたという。
広い敷地であるが、それこそ森の中のカラスの声がゆったりと響く空間性である。クルマの喧騒から離れている。
まさにおカラスさんのお迎えか、というほど、参拝する度に鳴き声が響いてくる。
かつては熊野堂十二神とも称されたという熊野本宮。その時代々々の世の流れとともに、神様達も生息されている。
先日、図書館から借りてきたDVDで熊野堂十二神鹿踊という神楽も拝見することができた。
かなり歴史が乱れ飛んでいる。これは、一社ならず、三社および、地区の伝承を500年、1000年、1500年サイクルで年表をつくって整理しなければならないかも。
かたちとしては社前を音無川という小川が流れている。
この神楽殿で熊野堂十二神鹿踊が奉納されるのだろうか。
碑を見る限り、名取老女が最初勧請したのは岩沼市長岡三色吉にお祀りされていたということだ。
その後、この最終地点にたどり着く前には小高い小館というところに祀られていたらしい。おそらくこの辺かな、というところから海を見てみる。なるほど、この辺も開けているね。
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