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2017/02/01

「スタンフォード大学 マインドフルネス教室」スティーヴン・マーフィ重松<4>

<3>からつづく

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「スタンフォード大学 マインドフルネス教室」 <3>
スティーヴン・マーフィ重松 (著),    坂井 純子 (翻訳) (2016/06講談社 単行本: 322ページ

1)良い本である。人気本でもある。私の手元に来るまでも時間がかかったが、二週間滞在のあと、返却機関が来てしまった。私のあとには17人が待っている。送れず返却しなければならない。

2)次に私の元にやってくるには半年ほどかかるだろう。それは大変と、とりあえず、もう一度めくりなおすことにした。良い本である。つくづくそう思った。おそらくこの本は、ケヴィン・ケリー「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 (2016/07 NHK出版)と並んで、現在の当ブログに対して実際的な行動指針をしめてしてくれる大事な書ということになる。

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「<インターネット>の次に来るもの」未来を決める12の法則
ケヴィン・ケリー (著),    服部 桂 (翻訳) 2016/07 NHK出版

3)次にどうしてもまた読みたくなったら、順番をまたずに、自分でも一冊揃えることにしよう。

4)最初、急いで読もうとしたときは、小話的にあちこちに話題が飛ぶのは面倒くさく思ったが、これが10か月間の連続広義録だと思えば、ひとつひとつの小話が逆にリアルに生きてくる。そして具体性もあるし、全体性も保たれている。

5)ただこの方のマインドフルネスはいわゆる瞑想を紹介しているだけであって、いわゆる現代性(インターネット性)が不足気味である。私はどうしてもバランスが欲しくなる。WIREDで紹介されているシンギュラリティ大学におけるマインドフルネスなどにも、大いに関心があるのだ

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「WIRED VOL.24」 特集 NEW CITY 新しい都市
2016/8/9 コンデナスト・ジャパン 雑誌 ; 不定版 日本語 WIRED関連リスト

6)そういった意味においては、新進気鋭の学者にして起業家ドミニク・チェンあたりに期待したいところだが、こちらもまたまだ若い。狙いはいいが、まだ実績を積み重ねるには時間がかかりそうだ。

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「電脳のレリギオ」 ビッグデータ社会で心をつくる
ドミニク・チェン   2015/03エヌ NTT出版

7)やはりここに至っては、私は私の道を行かざるを得ない。やりかけの仕事を、すこしづつ復活させ、加速していくことにしよう。

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「Mindfulness in the Modern World」 How Do I Make Meditation Part of Everyday Life?
OSHO 2014/04 Griffin  (Osho Life Essentials) 目次

8)正月早々、足元から新しい変化の波が押し寄せてきている。今日から2月だ。当ブログが始まって11年が経過した。3・11震災からも、すでに6年が経過しようとしている。春からまた新しい変革の時代が来るようである。

9)さて、そろそろやるか。そう思わせてくれた、スティーヴン・マーフィ重松先生に感謝。

つづくかも、よ。

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