「ホワイトアルバム」 転生魂多火手伝 <1>はじめに
「ホワイトアルバム」 転生魂多火手伝
<1>はじめに 目次
1)ビートルズが1968年に発表した二枚組のアルバムは、当時彼らが接触していたインドのマスターへの雑感を含んだ、実験的な曲がたくさん集められ、ジャケットは真っ白なデザインで発表された。演奏者たちの名前のほか、何もタイトルがついていないので、ファンの間ではホワイトアルバムと通称されている。
2)また、山尾三省には同じく、真っ白な表紙の本が三冊ある。
「ぼくらの知慧の果てるまで」(1995/09 筑摩書房) 「祈り」(2002/09 野草社)、「原郷への道」(2003/09 野草社)。晩年に属する本で、その二冊は没後に発行されている。これらに色こそイエローだが、シンプルなデザインの「島の日々」(1991/07 野草社)を加えて、私は三省のホワイトアルバムと呼んでいる。
3)また、OSHOには「Nothing Book」(1982/04 Rajneesh Foundation International,U.S.)や,、「NO BOOK」(1989/03 The Rebel Publishing)、と名付けられた、何も印刷されていない本が出版されている。
4)これもまた、OSHOからの強烈なメッセージが込められた、ホワイトアルバム、と呼ぶことだってできるだろう。それぞれに三者三様の経緯があり、ひとつひとつ興味深い。
5)さて、これから始まるシリーズは、当ブログにおけるホワイトアルバムである。サブタイトルは「転生魂多火手伝」とある。時間と空間を超えて、このキーワードですでに書かれてきたものを、もう一度採録し、あるいは、触発されて飛び出してくるエピソードに脚光を当て、はたまた、新しいつながりの大発見ということになるだろう。
6)他書はともかく、当ブログは当ブログなりに、独自の経緯をたどることになる。そして、当ブログ全体を、ホワイトアウトへと導く、ひとつのきっかけになるだろう。あるいは、そうなるべく、うまいこと、このサーフボードに乗っていくことはできるだろうか。
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