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2017/03/07

「死ぬときに後悔すること25」大津 秀一 / さとりサマーディにて<18>


「死ぬときに後悔すること25」 
大津 秀一  2009/05 致知出版社 ハードカバー: 250ページ
No.3907★★★☆☆

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<17>からつづく 

さとりサマーディにて

<18>       目次 

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1)病院を見舞ってもお昼寝中だったりすれば、邪魔するのもどうかと思い、待合室から借りた本を読みながら、そっとベットサイドの椅子に座っていることも多い。

2)それにしても、タイトルからすると、病院の待合室にあるべき本なのであろうか、と最初はいぶかったが、なるほど、これは病院の待合室にあるべき本なのだ、と合点した。

3)「1000人の死を見届けてきた終末期医療の専門家が書いた」とサブタイトルがついているだけに、なるほど説得力のある、キチンとした、かつウィットに富んだ一冊である。

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4)ざっとめくってみる限り、二三を除いて、私は死ぬときに後悔するような項目は、少しづつ減ってきているように思える。失敗もずいぶんしたし、思い通りになるような人生でもなかった。だけど、今となっては大体満たされているようなぁ。

5)もういちど元気なうちに行ってみたいところも残っているし、あの本をもういちど読み直したい。やりかけたあのことだけは、もうちょっと形にしたい。でも、それって、いつだってあるんじゃないかな。

6)よく、わが青春に悔いなし、という人がいる。逆に、それってウソだろう、と、わが青春に悔いあり、とワザと逆張りをする人もいる。私はどちらかというと後者だ。やるだけやって、なお悔いもある、ってのが、人間らしくって、私好みである。

7)だから、人生、どのタイミングで、どう死ぬかわからないが、ほとんどのことをやってしまって、なお、いくつかの「後悔」が残っている、ってのが、ごく自然のような気がする。

8)わがマスターOSHOは、最期に「I leave you my dream」という言葉を残した。この言葉の受け取り方はさまざまだが、夢やドリームという言葉は、OSHOボキャブラリでは、あまり肯定的に使われてはこなかったのではないか。むしろ、夢から覚める、夢を打ち破る、というニュアンスで使われてきたのではないだろうか。

9)夢を、未来への希望のように使ったとして、ブッタには、未来も、希望も、なんの役にも立たないのではないか、などと思ったりする。

10)「I leave you my dream」。少なくともこの言葉を分解するかぎり、覚者であるOSHOにも「夢」はあったということになる。そしてその「夢」は、「達成」されないまま、「残された」ことになる。(う~~ん、本当かな)

11)いずれにせよ、「後悔」とは言わないまでも、OSHOはこの言葉を残したことに、私は、とても身近なものを感じる。

12)どんな形で死んでいくのだろう。若くして事故で亡くなるのか。病気で緩慢に死を迎えるのか。老齢にして、意識朦朧となって、フェードアウトしていくのか。その時々で、違ってはくるだろう。

13)しかし、現在の私は、何事かをし続けているわけであるし、そしてそれは突然にやってくるのだろうし、多少は意表を突かれるだろうけれど、まぁ、何日かすれば、それほど難しくなく、執着を離れることができるのではないか、と、今のところは自己判断している。二三の後悔はあったほうが、いいんじゃないかな。

14)ところで、先日「せん妄」という言葉を始めて知ったが、この本にも書いてあったので、メモしておく。

15)亡くなる一週間前から(人によってはもっと前から出現することもある)、多くの人にせん妄という混乱が生じることがある。時間や場所の感覚が曖昧になり、周囲の人からは「ぼけてしまったのか?」という戸惑いが聞かれることもある。

 ただしこれは、ぼけてしまっているわけではない。多くの人が、残念ながら、だんだん現状の認識が困難になってしまうのである。

 そのような混乱の最中に、昔のことを語りだす人が少なからずいる。昔と今と取り違えてしまうのである。息子を父と勘違いしたり、妻を母と勘違いしたり、そういうことも少なからずある。

 けれどもそのような様を見るたびに、幼き頃の記憶というものはいかに強固に心に残っているものかと思い知らされるのである。p105「故郷に帰らなかったこと」

「さとりサマーディにて」<19>につづく

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