「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」<19> / 「机の上はいらないモノが95%」<3> / 「<インターネット>の次に来るもの」 <19>
「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」 <19>
リズ・ダベンポ-ト/平石律子 2002/09 草思社 単行本 222p
★★★★★
1)またまたこの本が気になる季節となってきた。前回この本をめくったのはちょうど一年前、年度末の超多忙期になると、どうしてもこの本に頼らざるを得なくなるようだ。
2)この本には後継ともいえる本がある。
<20>につづく
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「机の上はいらないモノが95%」 <3> 世界一シンプルな整理法
リズ・ダベンポ-ト/川村透 2008/11 草思社 単行本 110p
★★★☆☆
3)こちらは、前著に続く同じ著者による後継本だが、どちらからと言えば学生向きに書いてあり、また同時進行していたIT環境に合わせて書いてあり、よりデジタルではあるが、その分、いまいち、この著者独特の技法が、生かされ切っているとは言えない。
4)だから次第々々に先祖返りして、こちらの本は読まずに、前の本を読むことが多くなった。
5)そして、実はごく最近、この世界を脱皮して、次なる世界へと旅立つことを思いついたのである。
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<18>からつづく
「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 <19>
ケヴィン・ケリー (著), 服部 桂 (翻訳) 2016/07 NHK出版 単行本: 416ページ 目次
★★★★★
6)私はこの本を持ってして、この正月に、リズ・ダベンボードの一冊目の本との決別を宣言したのである。
7)アナログからデジタル化の兆候、そうして、いよいよデジタルへの本格参入。気分的にケヴィン・ケリーはそこまで盛り上げてくれたはずだ。しかし・・・・・。
8)物事はそう簡単には進まない。デジタル化が進めば進むほど、我がアナログ魂は、手作業のサイクルに入り、廃材を加工しての仏像彫刻へと私を駆り立てる。机周辺の状況も決してデジタル化は徹底しない。
9)多いに新しいガジェットや環境を受け入れよう。されど、それだけでは不完全なのである。どうも円周率を3とは割り切れないのである。せいぜい3・14までは残しておきたい。この0.14の魂が声を上げ始める。
10)さて、そうなれば、またまた結局はリズ・ダベンボードの一冊目が本棚から引っ張り出されることになる。
11)何、なにも大変なことが書いてあるわけじゃない。たしかに参考になることは書いてあるのだが、もうすでに何度も読んで頭には入っているはずである。しかも採用できるところと、どうしてもできないことの線引きもすでに終わっている。
12)それでもなお、この本を読むことは、私にとっては意味があるのである。
13)いらなくなった書類を捨て、シュレダーにかけ、視界にはいる夾雑物を減らす。そして1/3になって一息、さらにその1/3になって一息と、その度に周囲はきれいになるのだが、やっぱり、その最後の0.14は残るのである。
14)もっとも、この0.14がなくなってしまえば、それこそデジタルなのだから、多少整理できないものが残ることが結局はよいことなのだ、と受け入れていくしかない。
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15)「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」。ああ、それは私です''`ィ (゚д゚)/
16)「机の上はいらないモノが95%」。あ、それは私の机です。''`ィ(´∀`∩
17)そして、気持ちでは、「<インターネット>の次に来るもの」を期待しつつ、待っている。
18)そんなところに思いをめぐらしながら、年度末の繁忙期を過ごしている。
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