「もっと上手に市民農園」<6>/「さとりサマーディにて」<22>
「もっと上手に市民農園」4.5坪・45品目 小さな畑をフル活用(コツのコツシリーズ)<6>
斎藤 進(著) 2012/3 農山漁村文化協会 単行本 103ページ
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<21>からつづく
さとりサマーディにて
<22> 目次
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1)洗濯物を交換に部屋を訪ねてみると、春が近づいてきたせいか、部屋も開放的で、本人も、どうか陽気が漂っている。
2)点滴で内出血があった腕もきれいになり、顔色もいい。盛んに体もうごいている。体調はいいようだな。この数日ちょっと忙しかったので見舞客はすくなかったので、多少は不満を持っているようだが、車椅子で食堂での食事もうまく取れているようだ。
3)食後のあとは、そのままみんなの環の中にいるのだが、やはり耳と目が使えないので、みんなの話題には入っていけない。その分、早く部屋に帰ってくるようだ。
4)疲れも早く、昼寝もたっぷりするので、その分、夜中のコールボタンを押す回が多いようだ。スタッフのみなさんには、本当に感謝だ。
5)足を上げ下げしてくれというので、片足ずつリハビリっぽいことをしてあげる。機嫌はいい。ああ、グチが出なければいいなぁ。そこで、ちょっとしたことを思いついた。
6)ジャガイモって、いつ植えればいいの。
7)お彼岸過ぎたら、もういいよ。その前に消石灰を振って、10日経ったら、堆肥を混ぜて、畝は2尺4寸。畝は南に向けて切る。石灰窒素もいれればいいかな。
8)そろそろ畑だもんな。畑でも借りたのかい?
9)そうなんだよね。今年こそ、ジャガイモ、もうすこし上手に作りたい。ナス科だから連作障害とかあるのかな。種イモはもう準備してあるよ。
10)一度は、お別れの覚悟をしたのに、またどんどん元気になってきた。一時ボケたかな、と思ったが、いやまだまだ。それに、きょういいこと思いついた。そうそう、農作業のことを聞けばいいのだ。キャリア80年の超ベテランだ。聞けばなんでも教えてくれる。
11)こちらの作業に役立つ部分は手帳にメモし、彼女は彼女で、脳トレになるんじゃないかな。
12)もう、春だな。
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