「祈り」山尾 三省 <10> / 「日本会議の研究」菅野 完<4>
「祈り」 <10>
山尾 三省 2002/09 野草社 単行本: 151p
★★★★★
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<3>からつづく
「日本会議の研究」 <4>
菅野 完 (著) 2016/04 扶桑社 新書 302ページ
★★★☆☆
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1)南無浄瑠璃光
われら人の内なる薬師如来
われらの 日本国憲法第九条をして
世界の すべての国々の憲法第九条に 撮り入れさせたまえ
人類をして 武器のない恒久平和の基盤の上に 立たしめたまえ 山尾三省「祈り」p151
2)極右集団の学校法人の土地購入についての不正の話題が国民的話題になっている。次から次へとでてくるニュースに見とれてしまう。たんなる話題としてみるだけなら、まぁ面白いショーでも見ているような状態だが、本当の本質はどこにあるのか。
3)基本は、憲法九条の問題だろう。自民党は結党以来の党是として自主憲法の制定ということを言う。しかし問題は「自主」にはないだろう。九条の「平和」が問題なのだ。
4)今回のこのショーの本質は反「平和」派の仲間割れであろう。うまいこといっていたのに、途中でちゃちゃが入って、頓挫した。そういう構図だ。
5)しかしながら、「平和」推進派の当ブログとしては、「自主」という美名に隠れた反「平和」を見逃すわけにはいかない。天皇制を優先し、国家を優先する反「平和」派には賛成できない。
6)国家より人間が優先されるべきである。戦争より精神性が話題になる世界に生きていたい。すでに終わった国家という陣取り合戦ではなく、ひとつの惑星に生きる生命体としての自分(たち)をみつめる世界に生きていきたい。
7)そういう視点に立ってみれば、今回のひとつの学校の敷地問題など、茶番劇であることがすぐわかる。
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