「佐藤屋で ひなまつり」 佐藤屋プロジェクト
「佐藤屋で ひなまつり」
佐藤屋プロジェクト 2017/03/05
No.3906★★★★★
1)風はまだまだ冷たいが、その中にもすこしづつ春の香りが混ざり始める季節になってきた。今日は、旧い友人たちに誘われて、大河原町に行ってきた。一目千本桜で有名な地である。
2)かつて3・11のあった年に「町内旧家の書画、工芸品、古文書展」があった旧商家での、今回はひな壇を集めてのイベントである。
3)ひな壇もすばらしいの一言だったが、今日は、なつかしい友人たちが関わるコンサートも一緒に開かれた。バイオリンやチェロを担当した人々は、数えてみれば、なんと40年近く前からの知り合いである。
4)だけれども、近くに住んでいても、なかなか会うチャンスもなく、チェロ弾きのショウジさんには、13年前に偶然に街で出会ったきり、お久しぶりだった。その間、震災後、彼は二年前に体調を崩して入院、一時は、再起を断念し、チェロを売り払ってくれ、とまで言っていたという。
5)その彼も、次第に体調を取り戻し、リハビリを兼ねて、ピアノを弾き、チェロを演奏することで、今日のコンサートにこぎつけた、ということだった。
6)彼とは、80年代初頭にアメリカのコミューンにみんなで訪問したことがあり、私達とおなじ学年の仲間には、今では、三陸海岸の被災地になっている町の市長を担当している友人もいる。
7)人生とは長いようで短いものである。短いようで、長いものである。芸術家たちにとっては、年齢とはどういうものであろうか。老いたり、病を得たりすることもある人生だが、むしろ、これからが、いのちをかけた本当にアートな時代の本番なのではないか、などと、勝手な想像をした。
8)地方都市にあって、地道な、そして夢ある活動を続けている人々に、惜しみない拍手を送った。
| 固定リンク
「07)現代世界におけるマインドフルネス2」カテゴリの記事
- OSHO 現代世界のマインドフルネス 「Mindfulness in the Modern World」 <218>ちょっと聞いてみなさい(2017.03.31)
- OSHO 現代世界のマインドフルネス 「Mindfulness in the Modern World」 <217>Eat and Drink Consciously(2017.03.31)
- 「祈り」山尾 三省 <10> / 「日本会議の研究」菅野 完<4>(2017.03.30)
- 「シンギュラリティは怖くない」ちょっと落ちついて人工知能について考えよう 中西 崇文 / 「シンギュラリティ」人工知能から超知能へ<2> / 「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則<20> / 「WIRED」 VOL.27<2>(2017.03.30)
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「現代世界におけるマインドフルネス2」編(2017.03.31)
コメント