「てとてと」みんなの放射線測定室
「てとてと」みんなの放射線測定室
宮城県柴田郡大河原町
佐藤屋プロジェクトのおひなさまコンサートに参加しながら、同じ建物の中にある、みんなの放射線測定室「てとてと」2011、さんにおじゃましてきました。
この建物は、旧商家ではあるが、現在は空き家になって、地域の人々がプロジェクトを立ち上げて、さまざまな活動の拠点のひとつになっているところ。
3・11後は、いち早く自分たちの手で放射線測定器を入手し、地域の作物や土壌の調査を持続してきたボランティア活動の人々です。
さまざまに持ち込まれる検査体をいくつかの検査機械で検査します。
多くのボランティアの人々の力と、協力している人々のカンパによって成り立っています。
当日、当番していた女性は、なんと当ブログが「クラインガルテン」として試行錯誤している、すぐ近くの畑を借りて、不耕起栽培を行っている方でした。なんと奇遇な。
いろいろ、調査結果を聞きましたが、大体は、震災後6年も経過して、放射線量は次第に低下してきており、一部の作物(栗や一部のサツマイモ)など以外は、かなり減っているということ。
ただ、作物には吸収されなくなってはいるが、土壌にはまだまだ放射性物質が含まれているので、風で飛ばされた土壌を鼻から吸い込む危険性があるとのこと。マスクを使用するのも効果的とのことでした。
店頭には、仲間の農場でできた作物(ほとんどが無農薬)や、手作りの食材が販売されています。その他、地道なイベントも続いていて、今日は、手芸の方が担当されていました。
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