「クラインガルテン入門」週末ファーマーのすすめ TABILISTA編集部
「クラインガルテン入門」週末ファーマーのすすめ
TABILISTA編集部 (著) 2017/02 双葉社 単行本(ソフトカバー): 128ページ
No.3925★★★★☆
1)いわゆるクラインガルテンという考え方にこだわらなくてもいいと思う。普段、あまり土に触れるチャンスがない場合、ベランダだろうが、裏庭だろうが、市民農園だろうが、とにかく機会をとらえて、プチ農園を楽しむのは人間としての根源的な生き方だ。
2)食糧増産の時代からクラインガルテンの考え方はあり、都市と農村が分離してしまった現代においても、クラインガルテンの考え方は有効だ。どのような形であれ、そのようなチャンスがあるのはよいことだ。
3)現在我が家が建っている場所も、実は裏庭つきの小住宅だった。子供たちが小さいうちは、飼い犬もいて、近所の子供たちも寄ってきて、それはまた楽しい日々だった。30年近い月日のうちに、裏庭にはマンションが建ってしまい、小さな前庭も、車の駐車場になってしまった。
4)どうかするとほとんどがコンクリートだが、わずかに露出する地面にわずかな庭木を植え、鉢物植物を並べたりする。だが、それだけでは、どうも欲求不足になる。
5)この頃、特に3・11後は、年も取ったせいか、土が恋しい。近くに市民農園を借りて、自転車で通う。100区画ほどあるので、自分の畑はごくわずかでも、広い農園をふらふら散歩するだけでも楽しい。
6)クラインガルテンというほどでもないが、ちょっと離れた郊外に数十坪の土地を借りて耕してみる。毎週通うなんて無理だ。せいぜい月1~2回。それでも時には結構な負担になる。そして通ってみても、ほんとに作業できる期間はごくわずか。冬になれば、お休みとなる。
7)夏場は、クラインガルテン(と自称しているだけだが)に行っても、除草するのがせいいっぱい。7~8割の時間が除草にとられ、本当に必要な作業はほとんどできない。近くではどうやら不耕起栽培をしている先輩がいるらしいが、その領域まではまだまだである。
8)この本には、クラインガルテンの基本的なことが書いてあり、県内の施設もふたつ紹介されていた。
9)さぁ、もうすぐ春だな。3年目のわがクラインガルテン体験はどんなものとなるだろうか。楽しみである。
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