「これからインターネットに起こる『不可避な12の出来事』」 今後の社会・ビジネスを破壊的に変える「新たなるデジタル テクノロジー」をビジュアルで読み解く (NEXT VISION(NextPublishing)) ケヴィン・ケリー<1>
「これからインターネットに起こる『不可避な12の出来事』」 今後の社会・ビジネスを破壊的に変える「新たなるデジタル テクノロジー」をビジュアルで読み解く (NEXT VISION(NextPublishing)) <1>
ケヴィン・ケリー (著), 服部 桂 (翻訳) 2016/12 出版社: インプレスR&D ペーパーバック 128ページ
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1)基本的には、「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 ケヴィン・ケリー(2016/07 NHK出版)と同内容。ただ、あちらがやや、ややこしい内容だったとするなら、こちらはコンパクトに図解入りとなった簡略版と言えるか。
2)講演時に使ったビジュアルな画面を中心にまとめてある一冊。
3)二冊とも、ちょっとテラッったタイトルとなっていて、内容を本当に的確に伝えているかどうかは不明。もうちょっと別なタイトルでもよかったのではないか。みんなの注意を惹く、という意味では、これもしかたないのかな。
4)12の法則、12の出来事、と抽出してはあるが、基本的には、変化は来るけれど、積極的に関わっていこう、という内容。
5)別段に12に区切る必要はないのだろうが、それはそれでいいだろう。この内容で説得力を持ってしまうのは、ケヴィン・ケリーその人の持つカリスマ性のオーラのせいだろう。
6)このダイジェスト版を本当に理解したいとするなら、「<インターネット>の次に来るもの」 は必読となるし、あちらが面倒くさくて読みたくない、となれば、こちらのダイジェスト版を読めば、それはそれで十分だろう。
7)このようなまとめ方が上手であるからこそ、そのカリスマ性が発揮されるのだ、という逆説でもあるか。
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