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2017/04/20

「さとり世代」 盗んだバイクで走り出さない若者たち 原田 曜平

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「さとり世代」 盗んだバイクで走り出さない若者たち
原田 曜平 2013/10 角川書店 新書: 243ページ
No.3951★★★☆☆ 

1)さとり世代、という言い方があるらしい。お、おもしろそうだな、と思ってこの本を取り寄せた。そして奥付をみてびっくりした。もはや三年半以上も前の本なのである。ガーン、私はこんな言葉、こんな世代論があることは、まったく知らなかった。

2)そして思った。そもそも、ほとんど一般的には知られていない世代論なんて、あんまり意味がないんじゃないか。私は私なりに、それなりにアンテナを張って生きている人間なのである。もちろん先端ではないが、ラガードでもない。まあまあ、マジョリティだろう。

3)そのマジョリティが知らない世代論なんて、私は認めない。あるいはそんなの知らなくていい。確かにネーミングは面白いが、それは面白さだけであって、あまり意味を持っていないのではないか。

4)著者は1977年生まれの博報堂の男。ふむふむ、だとしてももはや40男なのか。ああ、時代は流れているな。

5)最初の方の結論は、結局このさとり世代を決定づけているのは二つ。ひとつは長引く不況。そしてもうひとつはSNSの発達。特にLINEときた。

6)LINEについては、私は私なりにけっこう早くアプリをインストールした。しかし私向きではないとすぐに判断したので、使っていない。

7)かつてはパソコンは役立たない一部のマニアのただの函のように言われていた。はやく、パソコンで仕事をする時代が来ないかなぁと期待していた。そんな時代はすぐにやってきた。そして、いまやパソコンがなければ仕事はできない時代となった。

8)パソコンどころか、仕事をする上では、タブレットやスマホを要求するようになってきた。さまざまなアプリもどんどん投入されている。しかし、私は、もしLINEを使わないのであれば、仕事が遂行できない時代が来たならば、さっさと仕事をやめようと思う。もはやぎりぎりのところに来ているのだ。

9)私はもうひとつ、最近のはやりで、「なんとかGO!」とかいう奴も大嫌い。というか、まったくやったことがない。同年配でも、意外とこのアプリに夢中になっている奴も多くいる。ええ~~、そうなの~~、と私は顔をそむける。

10)ゲームだって、私の好みは単純にボードゲームをオンラインで、見知らぬ相手とやるだけだ。体感速度や反射神経を競うようなゲームはもともと大嫌い。古い男でござんす。

11)この本、最初は面白いかなあ、と思って読み始めたが、どんどん流し読みになってしまった。

12)私は別に、バイクを盗みもしなかったし、バイクで走るのも別段に魅力を感じなかったが、この本のサブタイトル「盗んだバイクで走り出さない若者たち」とバランスをとるために、尾崎の動画を張り付けておこう。

13)私は、中年になったり、還暦をむかえそうになった尾崎を見たかったが、それはかなわなかった。

14)段階の世代とかベビーブーマーと言われた第二次世界大戦後の世界代の世代論ほどの広がりを、このさとり世代とやらは持ちえない。不景気にあえぐ日本の、やたらとスマホが流通した、LINEつながりのジェネレーションを、揶揄的にマーケッター達が勝手に名付けたにすぎない。

15)所詮、世代論なんて皮相なものだ。

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