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2017/05/18

「マインドフルネス瞑想の基本」 DVD ブック /「はじめてのマインドフルネス」ストレスに負けない! 心のストレッチNHKまる得マガジン/「慶応大学マインドフルネス教室へようこそ! 」

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「マインドフルネス瞑想の基本」 DVD ブック
長谷川洋介 (監修) 2017/02 エイ出版社 ムック: 79ページ
No.3976★★★☆☆

1)ひさしぶりに街にでて、大き目の書店に入って、実にビックリした。入り口の週刊誌やビジネス雑誌が並んでいるコーナーに特別棚で並べられていたのがこの本である。黄色でもあるし、実に目立つ。内容などは、正直言って開いてみるほどのこともないのだが、まぁ、DVD付というのも、それとなくそそってはくれる。

2)は~ん、そうなのか。最近はブームなんだな。次から次と、この手の本が登場する。どんだけ出ているのだろう。さっそく書店の検索機で「マインドフルネス」を抽出してみたら、出るわ出るわ、なんと250冊!! そのほとんどが書店内部に在庫してあるのだ。

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3)よ~し、と、いつもの好奇心で、一枚一枚プリントアウトして、全部見てやろうと思ったが、50枚までプリントして、いい加減いやになった。ほとんどが同じような内容だし、逆に言えば、深みのあるものはほとんどない。とにかく、これは「ブーム」なんだよ。

4)例によって出版社サンガあたりが受けに入っているな、と粗製乱造の傾向があるように思ったが、ほとんど目立った出版社から類似の本がでている。ほぉ~~。いつもの当ブログなら、よし、全部見てやろう、とするところだが、今回は、やめた。個人的にはもう、そういう行動は意味がない。わたしゃ、OSHOで十分じゃけんね。

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「はじめてのマインドフルネス」ストレスに負けない! 心のストレッチ NHKまる得マガジン
熊野 宏昭   (その他) 2017/01 NHK出版 ムック: 72ページ
No.3977★★★☆☆

5)さらに驚いたのは、NHKからも数種のマインドフルネス本がでていて、しかもその中には、どうやらNHKで放送した番組のテキスト本もあったということだ。へぇ~、これはテレビで見てもいいかなぁ、と思ったが、すでにこの2~3月で放送終了していた。そのうち再放送するかも。

6)よくよく見ればNHK放送テキストも、ありとあらゆるジャンルが数限りなく出版されており、なんだかなぁ、という気もする。とにかく、ちょっとでも読者層がつくのであれば、なんでもだしてやろう、という邪心が見え見えで、だからどした!、と恫喝したくなるw

7)春だしなぁ、この手の本も売れるんだろうなぁ、と思っては見たが、必ずしも、春向けの本だけではない。数年前までさかのぼれば、マインドフルネス本とて、そう多くはないのだが、この一年程度に絞ってみると、季節に関係なく、とにかく次から次と出版されているようだ。雑誌の類の特集たるや、もう完全におっかけきれない。

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「慶応大学マインドフルネス教室へようこそ! 」
樫尾 直樹 (著) 2016/12 国書刊行会 単行本: 156ページ
No.3977★★★★☆

8)大学の名前を冠したマインドフルネス本もある。以前読んだ「スタンフォード大学 マインドフルネス教室」(スティーヴン・マーフィ重松 2016/06 講談社)はなかなかの良書だったので、こちらの慶応大学とやらの一冊も、実は期待していたのだが、実際に手にとってみると、たいしたことはなかった。

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9)しかしまぁ、還暦超えのジイサンが、いまさら、18歳向けのビギナー本にケチつけていてもしかたないのだ。とにかくこのような傾向が一般社会で起きているのだ、ということは、大きな意味において、歓迎すべきことだと、思う。

10)おそらく、数あるこの手の本の中には、かなりな良書もあるに違いないが、とにかく今回の当ブログにおいては、積極的な追っかけはやめておく。そのような行為は、もういわゆるマインドフルネスから遠ざかる行為になってしまうことだろう。各人、それぞれ、数冊の本と出合えば、もう、十分であるはずである。

11)瞑想をマインドフルネスと言い換えたとしても、それはそれでいいじゃないか。瞑想という言葉だって、決して十分とは言えない。メディテーションという単語だって、決して正当なものとは言えない。禅だって、ZENだって、あるいはディアナだって、本来の意味に到達するための、入り口ぐらいに考えておけば、マインドフルネスという「流行」に、それほど目くじらを立てるほどではあるまい。

12)ある時期、ヨガとか、カウンセリングとか、セラピーとか、あるいは癒しとか、さまざまな「流行」があったわけだが、ひとつひとつ見れば、一過性の底の浅いブームでしかなかった場合も多かった。それでも、一定程度の人々を「救い」続けていることは間違いない。

13)この手の世界に「ハマる」人々はいつの世でも必ずいる。手を変え、品を変え、さまざまなアプローチが出没する。まぁ、それはそれでいいじゃないか。いわくいいがたしを、いわんとするのだから、それぞれ各人に任せておけよ。

14)ちょっと気になる部分としては、おそらく瞑想やメディテーションという単語の対応としてマインドフルネスがブームになっているわけだが、それに付随するところの、サマディやエンライテンメント、大悟やさとり、覚醒、といった表現に対応する単語が、すくなくとも日本語的カタカナ表現としては、まだ一般化されていないようだな、というところあたり。

15)IT社会のテクノロジーが進むだけ進んで、シンギュラリティの未来すら現実化しつつある2017年において、しっかり個としての人間観をつかむためのマインドフルネスがクローズアップされているのなら、それはそれで正当であるし、また不可欠でもある。

16)全体としては、当然であるし、よいことだ、と、ひとりごちて書店をあとにした。(ちょっと疲れたけど)。

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