「知識ゼロからの大人のピアノ超入門」 清水ミチコ他 <1>
「知識ゼロからの大人のピアノ超入門」 <1>
清水ミチコ (著), 森真奈美 (著) 2015/10 幻冬舎単行本 143ページ
No.3972★★★★★
1)この連休に、あの小説にさえハマらなかったら、他にも結構やりたいことはあったのだ。その準備はいくつかしておいた。しかし、あと数日で連休も終わってしまう。せめて、準備だけはしておいたのだ、ということをここにメモしておこう。どうせ、すべてが連休で完結するわけがない。ひとつのスタートにすぎないのだから。
2)ピアノのことを考えていたは、一貫した「廃物アート」のひとつとしてなのだ。子供たちが、幼稚園や小学校時代に習ったピアノ。特段に愛されたという経験もなしに、やがて廃物となってしまう大型家財である。
3)先年、やはり廃物と化したピアノを、姉が業者に引き取ってもらったらしい。条件は、廃棄処分にすると有料になりますが、多少活用させてもらうという口実で、プラマイゼロ、つまり、ただで、「もっていかれてしまった」のだ。これって、わたし的には、納得がいかない。
4)つまり車でもそうだが、15年15万キロの中古車でも、オーナーにとってはあと半年車検があるから、有料で引き取ってもらいたい、と思う。その気持ちはわかるし、「これは部品取りにしかならないから」という口実に、反発を感じる気持ちはわかる。
5)しかし、今の私なら、すなおに業者の言葉にしたがう。なんせ、不良整備の車に乗っていて、事故なんか起こしたら、目も当てられない。車はモノとしての存在ではなくて、移動するというコトとしての必要財なのだ。
6)ところで、古ピアノはどうだ。確かに調律されていない古ピアノをガチャガチャされたら、聴いている者たちにとっては「事故」となりかねないが、連休の他に誰もいない自宅で、カーテンを深く降ろしてキーボードを叩く限り、「被害」は最小限に納まるだろう。
7)大人のピアノ。この手の教則本はいろいろありそうだが、まずは手元にあったお手軽なものを一冊使ってみよう。イメージとしては、目標をいくつか立ててみた。①ビートルズの何曲かを弾いてみたい。②クリスマスソングも何曲か。③本格的なクラシックかジャズを(ずいぶん大雑把な分類ではあるが)、せめて一曲。こんなところでどうだ。
8)ところが、この本が目標にしているのは次のような内容だ。
有名メロディを弾いてみよう!
●右手「運命」と「ツラトゥストラ」
●タンタタ・タンタン「正露丸」のテーマ
●3連符「水戸黄門」のテーマ
●指くぐり「トロイメライ」
●4分の5拍子「ゴジラ」メインタイトル 表紙見返し
名曲でステップアップ・レッスン!
●懐かしい癒しのメロディ「家路」
●ゆったり気持ちを込めて弾き語り「アメージング・グレース」
●永遠の名局でスター気分を味わおう!「ムーン・リバー」
●魅力の秘密は付点のリズム「卒業写真」
●J-POPを楽しく弾こう!「チェリー」 裏表紙見返し
9)こちらの目標とは微妙に(いやかなり)違っているが、まぁ、それはそれでいいだろう。
10)このピアノの由来とか、現在どのようになっているとか、他のいくつかのエピソードは後日のこととする。なにはともあれ、ここにメモしておけば、あの年のあの連休から始めたんだよな、というスタートの目印にはなるだろう。
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