ロボットの歴史を作った「ロボット100」アナ・マトロニック他
「ロボットの歴史を作ったロボット100」
アナ・マトロニック (著), ナショナル ジオグラフィック (編集), 片山 美佳子 (翻訳) 2017/01 日経ナショナルジオグラフィック社 単行本: 224ページ
No.4012★★★★★
1)鉄腕アトムが中心だから、日本の本だと思うが、もともとはアメリカの本。タイトルもRobot Takeover: 100 Iconic Robots of Myth, Popular Culture & Real Lif 。当然、表紙も違う。
2)このところ、書店に行ってもこの手の本や模型が目立つ。パソコン、スマホ、と来て、次はロボットでしょう、という試行錯誤が各方面で続いているようだ。人工知能では、なかなか個人では作れないが、ロボットなら、身近で、なんだか親しみやすい、ということだろう。
3)かくいう当ブログでも、空飛ぶ円盤に続いて、次なる廃物アートはロボットに挑戦しよういかな、と考えている。
4)阿修羅像や弥勒菩薩座像の制作もまだ途上だが、結局は、ロボットにつながるイメージを模索していると言える。
5)ここからロボットというと、どうもC-3POを連想する。
6)ロボットというか、宇宙服という意味では、遮光器土偶も関連してくるかもしれない。あるいは、当然、人体そのものにも。
7)いずれにせよ、わが廃物アートは、廃物あってのスタートだから、どんな廃物が今後集まってくるかによて、最終形は大きく変わってくるだろう。現在のところ骨格となるのは、廃棄寸前の古いベビーカート二つである。
8)この本、なかなか興味深い。「2001年宇宙の旅」のHAL2000を最高峰としているのは当然としても、「インターステラー」の評価も高い。この映画は見直さないといけないかも。ソニーのロボット犬アイボや、トヨタの二足歩行ロボット・アシモ、お掃除ロボット・ルンバにも言及しているが、この本、日本向けに編集され直されている可能性があるので、世界標準とはいいがたい。
9)集まってくる材料によっても、火星探索車(マース・ローバー)になたりするかもしれない。だが、もっとポピュラーなほうがいいと思う。一目見て、ああ、あれね、と言ってもらえるような普遍性があると、よりリアリティがでてくるだろう。
10)どっちみち、ロボットとは言え、わが廃物アート、中身はゼロだから、動かないし、AIなんかからは程遠いからなぁ。
つづく
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