「完全版 自給自足の自然菜園12カ月」 野菜・米・卵のある暮らしのつくり方 竹内 孝功他
「完全版 自給自足の自然菜園12カ月」 野菜・米・卵のある暮らしのつくり方
新田 穂高 (著), 竹内 孝功 (監修) 2016/03 出版社: 宝島社 単行本: 191ページ
No.4018★★★★★
1)廃物アート派生のにわか農業では、一年を通じてモチベーションを維持するのはなかなか大変である。春先になって、大そういえば畑仕事が楽しそう、となるが、秋口から雪の降る厳冬期となると、畑にでていくのも億劫である。それではいけない。
2)ヘルマン・ヘッセも「庭仕事の愉しみ」(1996/06 草思社)でも言っているではないか。畑仕事は春になる前、秋冬から考えておかなければならないのだ。
3)わが市民農園を始めるにあたって、参考にさせていただいたのは、斎藤進という方の「もっと上手に市民農園」4.5坪・45品目 小さな畑をフル活用(2012/3 農山漁村文化協会)という本。実に啓発された。小さな畑のイメージがつかめなかったのだが、この本は、市民農園のコツを掴んで上手に教えてくれている。この方も計画なくして成功なし、とまでおっしゃっている。
4)ああ、それなのにそれなのに。わが熱しやすく冷めやすい精神は、夏のカンカン照りの暑さに参って畑に行かなくなる時期を境に、冬に向けて情熱が極端にさめていくのである。だから、秋野菜には成功したことがない。秋冬の使い方が上手ではないので、結局春も慌て気味で、技術も深まっていくことがない。これではいけない。
5)仕事の特殊事情があったり、突発的な体調の変化があって、なかなか畑仕事までエネルギーが行かなかったことは仕方ないとして、やはりここは、しっかりと12か月のイメージを掴んでおく必要があるのであ~~る。
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