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2017/06/06

「哲学の冒険」 『マトリックス』でデカルトが解る<2>

<1>からつづく 

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「哲学の冒険」『マトリックス』でデカルトが解る <2>
マーク・ローランズ /石塚あおい 2004/12 集英社インターナショナル /集英社 単行本 356p
★★★★★

1)今回、現在進行形のテーマの一つとしてシンギュラリティに再取組みを始める際、頭の片隅にあったのがこの本である。10年前、それこシンギュラリティ・カテゴリーで進行している際に、この本にぶち当たった。この時はまだ映画そのものを見ていなかったので、深読みは避けた。

2)今回でも、まだ映画を見ること自体は充分ではない。これまで見たのは、「マトリックス」、「マイノリティー・リポート」、「インデペンデンス・デイ」、「エイリアン」、「スターウォーズ」、「ブレードランナー」である。見ていないのは「フランケンシュタイン」、「ターミネーター」、「シックス・デイ」、「インビジブル」の4本。近日に見ることにしよう。

3)今日はまず第2章「マトリックス」を読んだ。ふむふむ、そういうストーリーだったのか、といまさらながらに認知。フィクションとしては、もうどうでもいいや、という感じはするが、著者が一生懸命なので、ふむふむここからデカルトに持っていくのか、と、まずはなるほど、とつぶやいてみる。

4)まぁ、しかし、哲学者としての著者は、デカルトから、ニーチェにいき、さらにウィトゲンシュタインに行って、ということになる。それなら、何もこの現代の映画を持ち出すほどのこともないではないか、とは思うが、まぁ、SF映画と哲学をくっつけてみるのも、面白いかな、と思わせてはくれる。

つづく

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