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2017/06/15

「造形工房プラスアップ」<2>/ 石川裕人作・演出『方丈の海』<6> 

<1>からつづく

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「造形工房プラスアップ」 <2>

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<5>からつづく

Houjou_omote_web
「方丈の海」 <6>
石川裕人 TheatreGroup“OCT/PASS” Vol.35  2013/10/11~14 せんだい演劇工房10-BOX box1 上演台本 152p 追悼公演編 


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1)なんとなく後ろ髪引かれたので、ちょっとだけ検索してみた。するとなんと、仙台メディアテークとか、「方丈の海」まで登場してきた。おやあ、ひょっとすると、あの海から上がってきた怪物カイコーの着ぐるみは、この工房で作られたのかもしれない。

K1

2)小桜の引いてきた荷車を何気なく見ている小節。
幌の中を見ながら後ずさる。
カイコーが出てくる。
カイコーの足にはロープがつながっているので逃げられないようになっている。

小節 なんだー?

小桜 カイコーだよ!!
石持 こいつがカイコーか、
小桜 これを社長に見せたかったのさ。
石持 (苦笑いして) これが半漁人だって? インチキっぽいなぁ、
小桜 だからいいんじゃないですか、

    カイコー、何か手に持っているものを小節に差し出そうとしている。

カイコー ウミノソコ、アオキフカキウミノソコ、ニマンヒロ(尋)フカク、コレヲ、
小節 (そろそろと受け取り)
     それは何かの骨だった。
     石川裕人作「方丈の海」台本p79

K3

3)撮影禁止の演劇ゆえ、画像は少ないが、スタッフの方の画像をお借りしてみました。<m(__)m> ただ、私の記憶では、上演のタイミングで、このカイコーの衣装は変化していたので、これは違うかもしれない(汗)。

K2

4)なんせ、演劇という多くの人々が関わる総合芸術ゆえ、さまざまな紆余曲折があったにちがいない。

Hoj2

5)詳細不明なまま検索を続けているが、この工房のおそらく代表者は、岸浪清史(1966年生まれ)という方のようである。もしそうだとすると、この方には「夢幻魔人 サイコハンタ- D」(1991)という自主製作作品があることになる。図書館には所蔵されているようなので、ひょっとすると近日中に見ることができるかもしれない。  

6)以上、今日の書き込みはすべて未確認情報。もし勘違いだったら、あら~、ごめんなさいm(__)mで、すぐ訂正する予定です。誰か正確なこと知っていたら、おしえてね。

つづけ、なくっちゃぁーーー

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追伸 不思議なことは続くものだ。さっき散歩していたらオクトパスの女優さんシュクリさんに声をかけていただいた。 早速昨日からの疑問をぶつけてみたら、やっぱりこのページに貼らせていただいたカイコーは、OCT/PASSスタッフのライヒさんが作ったものだった。その現場を見ていたという。

ただし、これは2014年作品なので、2012年作品の時は、ひょっとすると岸浪氏の製作だったかもしれない、とか・・・・。 探検は続く-------

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05)現代世界におけるマインドフルネス4」カテゴリの記事

コメント

岸浪清史さま こんにちは。先日はお仕事中、突然お邪魔して申し訳ありませんでした。しかし、あの作業はあまりにも衝撃的で、声をおかけしないでは、通り過ぎることができませんでした。
甲賀戦士・忍ジャガー、いやはや実に本格的で、深みのありそうな作品ですね。私は、演劇畑の人間ではなくて、オクトパスの石川裕人と小学校時代からの友人なものですので、その関係で、芝居などを見る機会がありました。http://terran108.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-778c.html

3・11後の私は、なぜかクリエティビィティが刺激されて、手元にあるガラクタで何かを作ることに夢中になっています。http://terran108.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-1492.html
廃物アートと銘打って、夢中に廃物に向かっていることが多くなりました。なにかの機会にまたご指導願えたら、幸いです。
今後ますますの造形工房プラスアップ様のご活躍を期待します。
ご本人からの返信、書き込み、大変光栄です。ありがとうございました。\(^o^)/

投稿: Bhavesh | 2017/06/29 06:16

先日はご来訪いただきありがとうございます。
偶然検索にて見つけ、拝見させて頂きました。

最近はこのような物に関わらせて頂いております。
https://www.youtube.com/watch?v=IjsLa3nn6m8
http://www.ninjaguar.com/

大阪の劇団の役者さん等が出演なさっていらっしゃいますので
もしよろしければyoutube等でご覧いただければ幸いです。

投稿: 岸浪清史 | 2017/06/28 22:43

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