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2017/06/05

「知識ゼロからの大人のピアノ超入門」 清水ミチコ他<8>本番 / 「プレムバヴェシュの孫たちとの対話」<68>

<7>からつづく

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「知識ゼロからの大人のピアノ超入門」 
清水ミチコ   (著),    森真奈美 (著) 2015/10 幻冬舎単行本 143ページ
★★★★★

<8>本番

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<67>からつづく 

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1)そもそも当ブログは、まだ見ぬ孫たちへ残すものと仮定してスタートしたのだった。その後、本当に孫たちが生まれ、その4人の孫もすくすくと育っているのである。一番若い孫もすでに3歳の誕生日を迎え、対話と言えばすで対話として成立する時節となっている。ありゃ、これは驚きじゃ。
2)されど、彼らにとってこちらがプレムバヴェシュであることは認識しておるまい。たんにおじいちゃんであろう。おじいちゃんはこの人で、この人がどのような名前を持っているかどうか、あるいはどういう歴史を持った人間かは、まぁ、そこまでは察する必要はない年代である。

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3)こちらとて、誕生日にあれこれが欲しい、とかつぶやかれても、トミカのミニカーの名前もわからず、戦隊モノのスーパーヒーローの名前も知らない。何をねだられているのか、わからない。具体的なプレゼントはおばあちゃんに任せるとして、おじいちゃんは、今回、廃物アートの一環として、ピアノ奏者となって、一曲プレゼントトすることにしたのである。

4)孫にとっては、誕生曲よりも、「ねこふんじゃった」のほうがいいらしく、毎回アンコールはそちらの曲である。まぁ、アンコールがないよりはいいだろう。

5)おじいちゃんは、老いて、まだまだ元気で、新しいことに挑戦する意志があるよ、ということを示そうとしているわけだが、そのうち、おじいちゃんは、生きて元気でいるだけでいいよ、と言われる時代が来るにちがいない。

6)すでに何人もの友人を冥府に送り、自らも日々老いを感じる日々である。肉体があっても、元気じゃない日が、近づいていることは間違いない。死刑囚として独房に入っている身ではないにせよ、棺一基が待っていることはまちがいない。その時、四方がもうもうと霞んでいるのかどうか、それはまだわからないが、その可能性が消えてしまっているわけではない。

7)されど、まだまだ、孫との対話というほどの成熟したコミュニケーション環境にはないので、まずは現状維持で、ピアノ曲でも練習しようかな、と思った最近だった。

8)この本、とても参考になった。さて孫の誕生日も過ぎたことだし、次の曲、と思ったところだが、まずはこの本は一旦閉じておく。そして、ちょっと視野を広げて、次に取り組むべき曲を探そうと思う。

「知識ゼロからの大人のピアノ超入門」廃物アートへつづく

「プレムバヴェシュの孫との対話」<69>につづく

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