伊達政宗教導の師 「虎哉宗乙」仙台開府四百年記念
伊達政宗教導の師「虎哉宗乙」仙台開府四百年記念
伊達篤郎 2001/04 仙台市立図書館所蔵 単行本グラビア誌 p96
No.4034★★★★★
夏風邪に床に伏しており偽把不住 把不住
0)雀の森2 1974/04 仙台市青葉区北山 資福寺・覚範寺裏「雀の森の物語」1974「時空間」8号より
1)虎哉宗乙(こさいそうおつ)。虎哉禅師菩提寺。享禄3(1530)年 ~ 慶長16年5月8日(1611/6/18)。伊達政宗の師。
2)伊達政宗 伊達家17代当主 永禄10年8月3日(1567/09/05)~寛永13(1636年)年5月24日卯の刻(午前6時)死去。享年70(満68歳没)。
3)伊達稙宗(だて たねむね)伊達家第14代当主。長享2(1488)年~永禄8(1565)年6月19日、丸森城にて死去。享年78。
4)雲居希膺(うんごきよう)(1582-1659) は、奥州松島瑞巌寺を中興したことで知られる臨済宗妙心寺派の禅僧。高徳清廉な人柄と念仏禅という独自の禅風をもって教化活動を行い、173か寺にものぼる寺院を開創・中興したと伝えられる。
5)雲居禅師の別室の跡、坐禅石など有
雲居禅師は、天正十年(1582)伊予国(現在の愛媛県)に生まれる。俗称小浜氏で、把不住軒を号す。仙台藩祖伊達政宗および子忠宗の二代にわたる招聘に応じ、政宗が没した寛永13年(1636)の八月、五十五歳の時に摂津・勝尾山から徒歩で来松。瑞巌円福禅寺九十九代住持となり中興開山した。万治二年(1659)、七十八歳で没。
往生要歌 松島や雄島の海も極楽の池水と同じのりのみちのく 雲居和尚(「松島眺望集」)
「別室の跡」は座禅堂、把不住軒と称されるお堂で、寛永14年(1637年)石巻の笹町元清が、雲居禅師の隠棲所として建てたもの。 「坐禅石」については由来、在処ともに不明。
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