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2017年12月の15件の記事

2017/12/31

「WRED(ワイヤード)VOL.30」 特集「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」 <3>

<2>から続く

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「WIRED (ワイアード) VOL.30」 / 特集「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」 <3>
コンデナスト・ジャパン   (著),‎    WIRED編集部 (編集) 2017/12 出版社: コンデナスト・ジャパン雑誌
★★★★★

1)とりあえず、ざっと本文に目を通してみる。思えば、この特集「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」は、当ブログ現在進行形の「Mindfulness in the Modern World」と意味的には、ほぼ同義なのである。

2)現代社会をどうとらえるか、はWIRED誌の方がはるかに今日的で世界の動向に詳しい。当ブログとしても現代社会を、いわゆる「デジタル時代」と捉えることにやぶさかではない。現実に進行しているプロジェクトのレポートは目を見張るものがある。

3)されど、WIRED誌における「私」の捉え方に並列するなら、当ブログも一枚噛んでいる「Mindfulness」の方法論が、一歩先に行っているだろう。瞑想とも、スピリチュアリティと言ってもいい。その分野への手の付け方は、まだWIRED誌は確定的ではなかった。あるいは、手をつける気はなかった。

4)パーソナル・コンピューターの「パーソナル」、ソーシャル・ネットワークの「ソーシャル」、さて、その次に何がくるのか、その論議は当ブログでも長い間繰り返してきたが、WIRED誌にとっても、重要であると見える。ただ、それが言葉としては明確になっていない。

5)当ブログとしては、それは「コンシャス」だ、と断定的に明言してきた。コンテナとしてのPC、コンテンツとしてのSNS、そして、コンシャスネスとしての「???」。実はここにおいては、当ブログとて断定的に預言はできない。

6)勢い余って「メタコンシャス 意識を意識する」などと感極まったところで、あの3・11に遭遇したわけだが、その他、「コンシャス・マルチチュード」、「コンシャス・シンギュラリティ」などの試験的打球も打ち放っておいたが、必ずしもヒットしたという兆候はない。

7)そもそも当ブログにおいては、「マルチ」と「シングル」は対局の言葉としてとらえており、あまりにもイメージが両極に拡散してしまっているのではないか、と反省する。

8)マインドフルネス、という言葉使いは当ブログとしては、ちょっと無理あり、古びてはいるが、やはり瞑想、Meditationの方が使いやすい。そういう意味において、地球全体が、文化として瞑想に入っていくタイミングとはどういうものであろうか。

9)おそらくそれのひとつは3・11だった。

10)方法論としては、当ブログの今年の結語は「禅」だ。「ZEN」でもいい。当たり前の、予定調和的な結論だが、収束に向かうと常に逆襲を受けるもの。禅=自力に対置するものとして、なぜか他力=親鸞が登場しつつあるも、当ブログの今日的現状である。

11)他力、大日如来、南無阿弥陀仏、親鸞、法然、浄土宗、浄土真宗。分け入っていけば、またまた原生林の迷路にはまり込んでいく。いやいや、そう入り組んでばかりもいられない。ここは、わがOSHOの「愛と瞑想の二つの翼」で乗り切るしかない。

12)OSHOのLOVEを、絶対他力の「悪人なおもて往生をとぐ」まで読み下せるかどうかは、それこそ「私」にかかっている。枝葉末節に引っかかっていては、新しかるべき地球精神への深化=進化を閉ざしてしまうことになる。くわばらくわばら。

13)WIRED誌(日本語版)。愛すべき一冊。このままフェードアウトするのか。まず、それもよからん。今日は大晦日だ。冥福を祈って、合掌。

<4>につづく

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2017/12/30

「WRED(ワイヤード)VOL.30」 特集「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」 <2>

<1>から続く

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「WIRED (ワイアード) VOL.30」 / 特集「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」 <2>
コンデナスト・ジャパン   (著),‎    WIRED編集部 (編集) 2017/12 出版社: コンデナスト・ジャパン雑誌
★★★★★

1)私の定期講読の予約はちょうど切れたところだった。継続講読の案内と振込用紙も入っていたので、さてどうするか考えていたところではあった。年末の多忙さにかまけて、まだ今号の本文も読んでいない。そのタイミングで、ほぼ同時に休刊のお知らせが来た。あれま。

2)実に惜しい気がした。定期講読したい唯一の雑誌であったし、自らのステータスを表現するのに、一番もってこいの雑誌だったからだ。それが、先手を打って休刊と来た。意表を突かれたようでもあったし、どこか予想していたようでもあった。

3)この雑誌、これでいいのかな、という気はしていた。雑誌の方向性。アメリカの影響力ある内容、そして日本語版編集長の率直なコメント。私はどっちも嫌いじゃなかった。その絶妙なバランスを楽しんでいた。ところがどうやら、その両者のバランスに急激な亀裂が入ったようだ。

4)編集者としてのポリシー、こだわり、葛藤。それに対する、経営陣としての、外資系的、即断的な経営方針の急変、決断。ある意味、英断であり、ある意味、拙速に過ぎる。どちらがどうとも言いにくい。これが雑誌という存在の運命でもある。

5)この他に、定期講読してみたい雑誌に「スペクテイター」があるが、発行間隔がありすぎて、間延び過ぎる。定期と言い難く、待ち遠しすぎる。編集内容も、世代的にちょっと無理がある。

6)これまで変遷を繰り返して来たワイアード誌の歴史である。今後もどう展開し続けていくのか、楽しみではあるが、とにかくこのままフェードアウトはこまる。何とか再建の道はないのか。

7)続報を待つこととする。

<3>につづく

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2017/12/28

わが人生に悔いはなし

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「把不住述懐」<18>年末

<17>からつづく  

把不住述懐<18> 年末

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1)近年、年末に訃報がとどくことが多くなった。家族葬が増え、知らずにいた友人たちの動向が、年末の喪中のハガキで知らされることが多くなったからかもしれない。

2)それにしても、3・11震災直前より続いているこの動向は、もはや代えがたく、これがわが年代の実態ということでもあろう。

3)今年も大事な友人たちを亡くしてしまった。あまりにも突然であったり、実に若すぎて惜しい人材を、失ってしまうことは、あまりに心痛む。

4)修証義にあるとおり、「無常忽ちに至るときは国王大臣親昵(しんじつ)従僕妻子珍宝たすくる無し、唯独り黄泉に赴くのみなり」・・・・・である。

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5)友として誰にも助けにならないということは、どんな友にも助けてもらえないということでもある。厳然としてその事実が存在し、しかも日々その事実は現実味をもって迫ってくる。

6)「門松や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」 と歌った一休の警句を心にうかべながら、年末に、新年のための正月飾りをしつらえる。

7)クリスマスが終われば、年賀状を書き、門松を準備するのは毎年の習わしであるが、今年がその最後のチャンスであるかどうか、さえ、本当は誰にも分かっていないのである。

8)一日一日が大事な一日であることを痛感しつつ、今年も最後の日を送る。

<19>につづく

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わが人生に悔いはなし

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「間違いだらけのクルマ選び」2018年版<1>

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「間違いだらけのクルマ選び」2018年版<1>
島下 泰久   (著) 2017/12 草思社 単行本(ソフトカバー) 256ページ
No.4098★★★★★

1)年の暮れになれば、この本を読む。定番になっている。クルマ買い替えのタイミングではないが、やはりちょっと気になる。特に気に入ったクルマはない。現車をぶん投げて、取っ替えようというほどの魅力あるクルマはない。

2)徳大寺有恒御大は、トヨタミライを持って冥土への土産としたが、ホントにそれでよかったの?  水素自動車の普及は前途多難である。それに引き換え電気自動車EVの台頭著しい。日産ノートのEパワーは途中下車的な詰めの甘さはあるが、人気を博しているのは当然だろう。 日産は新型リーフで天下取りと思った瞬間、内部監査の甘さでクレームがついた。

3)ワゴンブームがくれば、何でもかんでもステーションワゴンの名前をつけ、ハイブリットのブームがくれば、 猫も杓子もHVを歌う。何がなんだか、ごちゃ混ぜだ。

4)今後はPHV、そして本格的なEV時代になるだろうが、本当に魅力あるEVに出会いたいものだ。

・自宅の太陽光パネルで充電出来るクルマ。
・200万円を超えない廉価性と汎用性、実用性。
・希少性、趣味性、個性を演出できるモデリング。 ・安全性は限りなく高い方がいい。ドライビングレコーダー 、自動ストップシステム、バックソナー、当たり前。
・ただ、信頼できる自動運転装置は、どうかな? 私はそこまで期待はしていない。廉価で適度なナビシステムがあれば、それで足りるだろう。
・現状現車で 間に合っていて、これが生涯最後のクルマになっても、 何の悔いもないが、こちらの構えとは裏腹に、突然買い替え需要の発生する可能性があるクルマ社会。新車情報は常にブラッシュアップしておきたい。

<2>につづく

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2017/12/24

「『ラットレース』から抜け出す方法」アラン・ワッツ 「タブーの書」(改訂版)<4> 

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「『ラットレース』から抜け出す方法」
アラン・ワッツ (著),‎    Alan Watts (著),‎    竹渕智子 (翻訳) 2014/5 出版社: サンガ 272ページ 単行本 p271
No.4097★★★★★

ーーーーーーーーーーーーーー

<3>よりつづく

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「タブーの書」 <4>
アラン・ワッツ (著), 竹渕 智子 (翻訳) 1991/01 めるくまーる 単行本  231p

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1)アラン・ワッツで検索してみると、こちらの改訂版にぶち当たった。あれま、誰が翻訳したんだろうと奥付をみると、同じ翻訳家の仕事になるものだった。できれば、数多いワッツの他の本を翻訳してほしかったな、と思った。

2)しかし、よくよく考えてみれば、原著が1966年に発行され、翻訳が1991年に発行されてから、さらに数十年が経過した。ネット上では、旧版はなんと、発売日の10倍の価格で流通している。いまだに人気のある本なのに、希少本になってしまっているのだ。

3)それなら仕方ないな。ワッツの代表作であるし、アメリカならともかく、日本のマーケットを考えると、ワッツ人気が幅広く厚みがあるものとは、思えない。まずは、代表作を改訂版として手にとれることを喜ぶべきなのであろう。

4)出版元は今をときめくサンガ社。なるほどね。新しいタイトルなどは、サンガの読者マーケットに合わせて改定されているのであろう。旧版がめるくまーる社だったことを考えると、時代の経過を感じることとなる。

5)原著が発売されたのは1966年。私にとっては、ビートルズ来日の年、というイメージが強い。私はまだ中学一年生。あの時代背景を思い出してみる。あのタイミングで、もしこの原著にぶつかったとしても、なかなか縁ができなかったとしてもしかたないだろう。個体史がまだ成熟していなかった。

6)かと言って、1991年の翻訳本日本発売とは、実はちょっと時期を外したタイミングだったのではないか、と個人的には思う。できれば1980年頃に発売されるべきだったのだ。ところで、はてさて2014年における改定翻訳版とはいかがなものか。

7)古典として鎮座ますます一書ではないと感じるし、もっとお手軽に広く読まれるべき本なのだ。このタイミングで、新しい読者にむけて、この一冊が放たれるのは、多くの読者が歓迎するに違いない。

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2017/12/22

2017年下半期に当ブログが読んだ新刊本ベスト10

2017年上半期よりつづく 

2017年下半期に当ブログが読んだ
新刊本ベスト10
 

(本のタイトルをクリックすると、当ブログが書いたそれぞれの作品のメモに飛びます)

第1位
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「日本文化をよむ」5つのキーワード
藤田 正勝 (著) 2017/08 岩波書店

第2位 
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「美術手帖」更新を続ける21世紀の禅
美術手帖編集部 (編集) 2016/10 美術出版社 

第3位
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「瞑想アート」
ミラ(橋本一枝) (著) 2017/11 出版社: めるくまーる

第4位
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「能・狂言」 日本の伝統芸能を楽しむ 
中村 雅之 (著) 2017/03 出版社: 偕成社 

第5位
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「復曲能 名取ノ老女」 復興と文化 特別編---老女の祈り---
国立能楽堂特別企画公演 2016/03 独立行政法人日本芸術文化振興会

第6位
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「よくわかる 仏像彫刻」 思い通りに彫る55のコツ (コツがわかる本!)
関 侊雲 (監修) 2017/07 メイツ出版

第7位
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「よみがえる女神」
清水 友邦 (著) 2017/10 ナチュラルスピリット

第8位
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「りらく」旅するように遊ぶ名取探訪 熊野三社めぐり
2017年7月号 プランニング・オフィス

第9位
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「65歳からを最高に愉しむ身軽な生き方」 これからは、「本当に大切なこと」にエネルギーを注ぐ
山崎 武也 (著) 2017/08 三笠書房

第10位
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「一茶の相続争い」 北国街道柏原宿訴訟始末
高橋 敏 (著) 2017/08 岩波書店

次点
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「BRUTUS(ブルータス)」みんなのZEN。
2017年 2/15 号 出版社: マガジンハウス

<2018年上半期>につづく

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2017/12/21

訃報

多くの友人たちに慕われたデジタル仙人、大場博(マル)君が、2017年12月16日、不慮の事故により急逝されました。享年60歳。多くのご家族知人友人に囲まれ、20日葬儀が執り行われました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

合掌

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2017/12/15

訃報

Dear Friends

私たちの大事な古くからの友人スワミ・アミット・プレム(小野寺洋道)君が11月14日に自宅で急逝されました。享年60歳。すでに家族葬は執り行われたとのことです。

ご冥福をお祈りいたします。合掌

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2017/12/10

鈴木大拙「禅」ワイド版 <3>

<2>からつづく

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「禅」ワイド版<3>
鈴木 大拙 (著),    工藤 澄子 (翻訳) 2017/02 筑摩書房 単行本: 219ページ

 禅は、ある意味では、刹那主義とみられるかもしれないが、これは一般に解釈されている意味とは異なる。禅は、刹那の中に永遠を有するが、他方、刹那主義に永遠はない。 

 刹那主義者にとっては、流れ去る一瞬一瞬は、ただ流れ去って行くだけで、そこには永遠が伴わない。ゆえに刹那主義は悪い意味で無責任であり、反道徳的である。瞬間の意識に支配されるがゆえに、かれらは自由でもなく、自己の主でもない。 

 禅はこの心の状態を「住する」心、もしくは、「特定の住するところ」を持つ心、と呼ぶ。「住するところ」を持つ者は囚人であり、桟に縛りつけられ、柵で囲われた人と同じことである。 

 自由なる前者は、どこにもこのような住処を持たぬ。彼は無限を円周とする円の中に活きる。だから、かれはどこにあっても、つねに実在の中心にいる。かれが実在そのものである。

 刹那主義者の生には何の意味もない。それは動物の生、植物の生と同じである-----なるほど、生はたしかにそこにあるが、その生には何の意味もない。なぜだろうか。

 刹那主義者は時間に生きながら、永遠に気づかないからである。かれらにとって、一瞬一瞬はただそれだけであって、それ以上の何ものでもない。そして犬が庭で遊び廻るように、かれは刹那を享楽する。かれのよろこびは動物のよろこびであって、そこには何の意味もない。p179「実存主義・実用主義と禅」

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2017/12/09

「把不住述懐」<17>40年目のサニヤス

<16>からつづく

 

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「把不住述懐」 地球人スピリット・ジャーナル・エッセンス版

<17>40年目のサニヤス   目次  

1)今日は40回目のサニヤスバースディである。誰にも言わないから、おめでとうを言ってくれる人もいない。いやいや、もっともあんまりそんなことは言って欲しくもないのだ。

2)しかしまぁ、あっと言う間の出来事でしたな。ここまで生きてきたのは、少なくとも私にとっては、OSHOあってのことだな、と思う。なんであれ、私の人生の中では、その存在は限りなく大きかった。

3)こんな日、一人の古い友人の訃報が伝わってきた。私より若いが、すでに世を捨てたような後半生だった。人知れず家族葬も終わり、納骨を待つばかりとか。

4)いろんな人生があるものだ。彼の人生はどんな人生だっただろう。長い長い付き合いだったが、最近は没交渉になっていた。多くの友人がいたはずなのに、いつの間にか、どの友人とも疎遠になっていたようだ。

5)最近の私は多弁を弄さない。弄せない、というべきか。だから、彼についても、今はあまりここには記さないでおこう。

6)40年目の私は割と元気である。老齢ゾーンに突入しても、自分ではすこぶる快調に思える。このまま、第三コーナーを回って、ゴールに突入だな・・・・・ていうか、まぁ、あともう一周くらいはいけそうだぞ。まだまだだ。

7)命ある限り、楽しんでいこう。

<18>につづく

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<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則<21>

<20>からつづく

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「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則 <21>
ケヴィン・ケリー (著),    服部 桂 (翻訳) 2016/07 NHK出版 単行本: 416ページ 目次

1)iPhoneのカメラがピンボケになってしまった。あの時床におとしたせいかな、もうダメかな、ちょっと絶望的な気分になった。もういいや、と思いつつ、やっぱり接写で文書なんかコピーする時には大いに困る。動画なんか、ゆらゆら揺れてしまう。

2)ちなみに、「iPhone 画面 揺れる」で検索すると、ズバリ出てきましたよ、情報が。どうやら、これは初期不良の可能性があるらしい、とのこと。それを確認するにはシリアルナンバーを入力すれば、対象なのかどうかすぐわかるらしい。

3)シリアルナンバーなんて調べたことなかったが、ここをクリック、というところをクリックすると、すぐに調べることができることが分かった。そしてすぐに、その初期不良とやらの対象であることが分かった。

4)対処の方法には3通りあるらしい。そこでとにかく翌日の朝に電話くれるように予約を入れると、登録完了の返信メールが届いた。

5)翌日、やさしそうな女性から電話がきて、こまかく問合せして、結局、アップル店舗に出向くことになり、そく午後に出向くように予約を入れてくれた。

6)午後、ちょっと早めにショップに向かうと、たしかに予約は入っていたが、定刻よりは20分ほど待たされた。他の客はその時間を他の商品などを見たりいじったりしながら、のんびりしているようだったが、私はちょっとイラついていた。

7)それでも、担当してくれた男性社員は的確な対応をしてくれた。1~2時間かかるかなぁ、と覚悟をしていたが、いろいろ聞かれた後は、結局10分くらいでiPhoneのカメラを交換してくれた。見事に故障していた現象は解消された。

8)3年も経過してバッテリーの能力は購入時の80数パーセントになっているし、ボディに傷が若干あるけれど、他には特に故障らしい故障がないことも教えてくれた。さらには、画面の角にやや暗くなる部分があるらしいが、直視した限りはわからない。当面はこれでOKだ。

9)私は洗練された現代的なマックファンではないが、なるほどなぁ、と、他のケータイショップなどの対応との違いを感じた。

10)商い、商取引のスタイルもどんどん変化していていて、私はもうドン臭いものはドン臭いものとして好きなのだが、近未来にはこのように限りなくスマートになるのかな、と感心したことだった。

11)業種にもよるだろうが、限りなく新しいスタイルがイノベーションされていることに、あらためて、背筋が伸びる気がした。

<22>につづく

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「WRED(ワイヤード)VOL.30」 特集「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」 <1>

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「WIRED (ワイアード) VOL.30」 / 特集「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」 <1>
コンデナスト・ジャパン   (著),‎    WIRED編集部 (編集) 2017/12 出版社: コンデナスト・ジャパン雑誌 WIRED関連リスト
No.4096★★★★★

1)定期購読している雑誌がないというのもカッコ悪いが、定期購読したいほどの雑誌がないことも事実。その隙間を狙って、わが空間に飛び込んでくるのが、この「WIRED」。この雑誌、面白いのか、面白くないのか、ギリギリのところだが、硬直しがちなわが思考システムに風穴を開けようとし続けているのは事実。

2)バックナンバーをかき集め、好きな記事ばっかりを読み漁っているうちは、まずまずだったが、ついに最新号まで追いついてしまい、さて次の号を待つようになってからは、期待値は高まるのだが、その高いバーを軽々と越えてくれる号は、本当は少ない。

3)ましてや、購読予約を入れた時は隔月刊だったが、最近は季刊になってしまって、待っている季刊がやたらと長くなりすぎてしまった。もうこの雑誌を購読予約しているなんてことは忘れてしまうほどだ。ほんと、忘れたころになって、また、ようやく最新号が届いた。

4)今度の号の特集は「アイデンティティ」。う~ん、なんだかイケそうだぞ。

<2>につづく

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2017/12/02

「日本のZINEについて知ってることすべて」 同人誌、ミニコミ、リトルプレス―自主制作出版史1960~2010年代

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「日本のZINEについて知ってることすべて」 同人誌、ミニコミ、リトルプレス―自主制作出版史1960~2010年代
野中 モモ (著),‎    ばるぼら (著) 2017/11 誠文堂新光社 単行本: 319ページ
No.4095★★★★★

1)「20世紀エディトリアル・オデッセイ」 時代を創った雑誌たち 赤田 祐一 +ばるぼら(2014/04 誠文堂新光社)の後編あるいは続編にあたる一冊。

2)例によってあまりに文字が小さいため読むには老眼鏡の他に照明とルーペが必要になる。それでなくても最近は文章を読むのがうっとうしくなっている私としては、もう、この本の読者としてはターゲットから最初から外されているかのようだ。

3)「朝日ジャーナル」特集:ミニコミ’71---奔流する地下水1971/03/26号が複数の場所で取り上げられているが、あの特集を全文ネットにアップしているのは当ブログが唯一だろう。

4)個人的に共感できそうなZINEが紹介されているのは、60~70年代までで、その後についてはまったく感知しようがなさそうな世界になっている。

5) 面白そうだが、もう文字面を追うことはない。ただ、こういうアーカイブが存在することには心動かされる。

 

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