「コンフォルト」 2018年2月号 特集:祈りの場所をつくる<2>
「コンフォルト」 2018年2月号 特集:祈りの場所をつくる <2>
出版社: 建築資料研究社 2018/01 雑誌 梱包サイズ: 30 x 23.5 x 1 cm 隔月刊版
★★★★★
1)店頭で一目ぼれし、帰宅して精読、の予定だったが、この本の読書が進まない。ブログもすでにタイトルをつくってすぐ本文を書けるようにしておいてからほぼ一か月が経過してしまった。なぜか・・・・?
2)実際に、私は個人的に「祈りの場所をつくる」が現在進行形のテーマだ。材料もそろっている(はず)。空間もある。いずれスタートしよう、と準備はしているのだが、進まない。
3)正月だったせいもある。特に三が日や松の内は、家全体、町全体が祈りの場となる。象徴としては神社だろうが、どことなく荒事は控えめにせざるを得ない。寒かったせいもある。体が思ったように動かない。できればソファーの上でぬくぬくしていたい。
4)でもそれだけでもなさそうだ。読書だけなら進めることができるだろうに、それがその通りにならない。一つには、またまた読書志向はITやAI、シンギュラリティの方に振られ、そっちの読書が中心になってしまった。
5)いや、もちろん禅や鈴木大拙などの本もだいぶ読んだ。だが、この「コンフォルト」にとりかかるきっかけがなかなか作れなかった。なぜか。
6)この本は、結局は、建築家向けの雑誌なのである。建築家たちが祈っているわけではない。他者が祈る場をつくってあげようという雑誌なのだ。だから、その祈りにムラがある。自らが祈ろうというアートではない。言ってみれば職人さんたちの参考書なのだ。施主に合わせて、こんなもんもつくれますよ、というサンプル集に堕しているのではないか。
7)ただ、サンプル集でも構わない。私がそれを参考にして、私自身の祈りの場を作るのだ。いろいろな意見を聞くのはよいことだ。
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