「坐禅和讃」 Osho 白隠禅師を語る<3>
「坐禅和讃」 Osho 白隠禅師を語る<3>
スワミ・プレム・ラジヤ/ スワミ・アナンド・ヴィラーゴ/訳 1990/3 瞑想社
★★★★★
1)なかなかいいですね、この一冊。前回、この本に触れたのはわずか数か月前だった。あれからずっと手元において眺めている。短くて、コンパクトで、ズバリの一冊。
2)坐禅和讃なんていうと、なんだかカミシモを着たような、窮屈な感じがするが、実際は、OSHOは白隠の瞑想の歌、と紹介している。その程度のものだ。
3)特殊な翻訳者による特殊な翻訳をしているが、今となっては、むしろこのくらい「クセ」があってもいい。雑味のない、濾過され過ぎた透明感より、色とりどりの景色が見えるような文章もいいもんだ。
4)この本、どこのどの部分がいい、という問題ではなく、全部いい。抜き書きなど必要ない。今となっては、瞑想の歌よりも、座禅和讃がよくなっているともいえるし、いや瞑想の歌もいい、と思える。バイリンガルだ。どっちもいい。
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