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2018/01/17

「仙台の珍談奇談」田村 昭

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「仙台の珍談奇談」
田村 昭 (編集) 2003/9 出版社: 宝文堂; 改訂6版 単行本: 104ページ

K2
「郷土人としての仙台の珍談奇談 (2)」
田村 昭 (編集) 1995 出版社: 宝文堂 単行本: 109ページ

K1
「仙台の珍談奇談 (3)」
田村 昭 (編集) 1993 出版社: 宝文堂 単行本: 67ページ
No.4107~9★☆☆

1)仙台のボランティア観光ガイドの研修を受けていると言ったら、家族が探してくれた本。あれ、一度くらいは目にしたはずだが、当ブログにはメモしていなかったようだ。まぁ、とうブログとの整合性はあまり高くない。前回はパスしてしまったのだろう。

2)今回においても、決して長期間耽溺するような本でもなさそうだ。むしろこういう本に引っかかり引っかかりしているからこそ、当ブログの深化は遅いのだ、と反省さえしている。

3)そうは言っても、いずれはまたこれらの一連のお話しに戻るやもしれない。そのためにも、ここにメモだけ残しておく。

4)どうもこれらのシリーズに一本筋が通っていないものを感じる。いや、一本筋はある。つまり「仙台」と「珍談奇談」だ。仙台はまぁ、いいだろう。仙台に住んでいるのだし、もっと足元の仙台を知ってやろう、とするのは当然のことだ。

5)しかるに、「珍談奇談」に拘泥する気は今はない。史実として興味深いことにはキチンと注目しておきたいが、珍しいとか、奇妙だ、というだけでは、長逗留は禁物だ。もちろん、「仙台」にしても、エスノセントリズムで、変な自慢話に拘泥するだけなら、御勘弁願いたい。

6)されど、出版年からして、地元の小さな出版社が、少部数の本を出版し続けて、その文化活動を支えようという志には、座布団を一枚差し向けたい。資料的な価値、というだけでは資料としては残らないこともある。おもしろおかしく記録するところに、やがていずれは誠の花が咲く、ということもあるやもしれない。

7)今回は、冷やかし半分の通りすがりだったが、いずれもっとまともな遭遇を願いたいシリーズである。

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