「ラスト サムライ」監督: エドワード・ズウィック<1>
「ラスト サムライ」<1>
出演: トム・クルーズ, 渡辺謙, 真田広之, 小雪, ティモシー・スポール 監督: エドワード・ズウィック 販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ 2003年のアメリカ映画 形式: DVD 時間: 154 分
No.4103★★★☆☆
1)当ブログにおいてはこの映画のストーリー云々は、あまり大きな話題ではない。フィクションとか、映画とかは、ある種どうでもいいのだ。ただ、大きな括りにおけるサムライというものの捉え方に問題がある。
2)もし、禅をテーマとするなら、おそらくサムライは一度は研究しておかなければならない。しかるに、当ブログにおいては、戦いとか、殺し合いとかは、興味はないのだ。できれば避けて通りたい。無関係でありたい。できるなら、それで一貫したい。
3)しかし、そうはいかんだろう。禅が禅であるために。禅がサムライと、どんな繋がりがあるというのか。どんなゲシュタルトを結んでいるのか。そこんとこ、じっくり、これから潜行していかずばなるまい。
4)当ブログにおける、感情移入できるサムライや刀は、藤沢周平の小説に登場する、江戸時代の下級武士の、町道場の竹刀裁き等レベルに拘泥したままだ。それ以上の、戦いとか、命のやり取りとかは、必要ない。
5)されど、それに比するものを際立たせる意味において、その図地は、おのずと必要とされるに違いないのだ。
6)ヨロイ、カブト、シロ、カタナ、ブシ、サムライ、ブシドウ・・・・・。本来通るべき道をより明確にするために、反語として、これらを視野に入れなくてはならない時期が来ている。避けて通るために、あえて、直視する。
7)本当に、それらを、直視できるか。そこんとこが、当ブログにとっての、課題である。
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