「百寺巡礼」 第七巻 東北 五木 寛之
「百寺巡礼」 第七巻 東北
五木 寛之 (著) 2009/03 講談社 文庫: 280ページ 単行本 2004/12
No.4153★★★★★
1)最近の楽しみはテレビの深夜放送を録画して、あとから空き時間にゆっくり見ることだ。その中に、「五木寛之の百寺巡礼」がある。偶然に録画したものだが、すっかり気に入って次回も次回もと、10回ほど録画した。見終わったあとはすぐ消してしまうのだが、かなり印象に残っているお寺もある。
2)このシリーズはテレビ番組でもあるらしいが、それらが何冊かの単行本となっているのだ。テレビのナレーションと似通った文章がつづられてはいるのだが、やはりニュアンスはちょっと違う。それぞれ視て読めば、ステレオ効果があがるというものだ。
3)シリーズ第七巻は東北である。その中には松島瑞巌寺が含まれている。かなりざっくりした紹介だったが、テレビ番組の瑞巌寺もみた。いや、ざっくりしているところがいいのだ。別段に、そのことに精通する必要はない。ざっくりと言っても、知らないことがたくさんある。
4)松島の雄島についても触れている。当ブログでわが雅号を把不住と勝手につけてしまった理由はこの雄島にある。この辺を、これからざっくり、ざっくりと、触れていきたいものだ。
5)百寺巡礼とまではいかないまでも、これまでいくつかのお寺さんにはお世話になってきた。最初から巡礼などと洒落たものではないが、人生の時々、旅の時々で、ずいぶんとお寺さんにはお世話になってきたのだ。
6)仏教史だとか、その奥深さだととか、本当はまぁ、どうでもいいのだ。ざっくり、ざっくりで間に合う。ただ、そんなことを少しづつしていると、いつかジグソーパズルのパーツが、カキっとハマる時があるから面白い。
7)五木寛之もこのシリーズの当時はだいぶダンディでシャキっとしているが、ごくごく最近は、かなりの老齢な雰囲気になっている。なかなか、人生を感じる。
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