「百寺巡礼」 第七巻 東北 五木 寛之 <3>
<2>からつづく
「百寺巡礼」 第七巻 東北 <3>
五木 寛之 (著) 2009/03 講談社 文庫: 280ページ 単行本 2004/12
★★★★★
1)録画しておいた番組を見ようとしたら、今回が最終回だった。あらま、楽しみにしていたのに。何はともあれ、弥勒像の中宮寺、弘前の長勝寺、西行の広川寺を見た。
2)弥勒の中宮寺はなんとなくわかる。未来仏だ。西行の広川寺もなんとなくわかる。西行の墓がある。されど、弘前の禅林街にある長勝寺は、ちょっとビックリした。なぜ最終回に禅林街?
3)このテレビシリーズ、おおよそ半年の間、飛び飛びではあったが、何回も見た。最初は偶然に出会ったのだが、毎回楽しみにして見るようになった。ただ、続けて見ることはないし、ハードディスクにそれほどの余裕もないので、見終わったら、すぐに削除していた。
4)でも、最近は、縁の深そうな回は録画として残しておくことにしていた。だから、気づいてからこれは大事と思ったものは大体残っている。それでもわずかに5回分。一回で3寺として、15寺だ。全体では6~7分の1というところである。
5)今となっては毎回録画を残しておけばよかったなぁ、と思いつつ、いつかはまた再放送もあるだろうと、淡い期待感も湧き上がる。また、ネットを駆使すれば、だいぶリストアップしてみる事ができるだろう、と、ヒマができたら、それをやってみようと思った。
6)若い時分には、寺社仏閣は年取ってから廻ろう、と思っていたので、意識して回ったことはなかった。若者文化や市民運動の拠点などを中心に回ることが多かった。それでも、旅をすれば、神社仏閣に触れることは多い。フーテンの寅の旅を見れば、納得するところがある。
7)中心にして回ったわけではなかったが、旅をすれば、おのずと神社仏閣に触れることは多い。あちこちでだいぶお世話になってきた。そしていざ年取ってみれば、そうそう簡単に神社仏閣を中心に旅するなんてことはできない。せいぜい近くの縁のある神社仏閣に足を運んでいる程度だ。
8)このような百時巡礼のような番組は面白い。これを見て、本当に巡礼したような気分になってしまうのもどうかと思うが、そうそうチャンスのない一般人の身としては、これもありかな、と思う。
9)本もあり、ビデオもあり、ネット情報もあり、いずれ再放送もあるかと思えば、そうそう悲しんでばかりもいられないが、この最終回を持って、毎週の私の密な愉しみが、ひとつ減ってしまったことに、違いはない。
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