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2018/04/30

「永平広録を読む」 澤木 興道<2>

<1>からつづく

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「永平広録を読む」<2>
澤木 興道 (著) 2010/05 大法輪閣 単行本: 341ページ
★★★★☆

1)なんとか読み始めようとして、10数ページ来たが、どうだかなぁ。読み物として面白くないわけではない。これはこれでいいだろう。だが、これを私の道とするとなるとどうだろう。それは無理だろう。まったく無理だ。

2)この人、曹洞宗の人だったのか。どちらかというと臨済宗のイメージがあったのだが、どうも違う。道元は道元でそれでいい。峻厳だが、道元だから、と許してしまう(笑)。なのになのに、澤木興道という人は、道元ひいきで、道元一辺倒で、あまりにもひいきのひいき倒しなのではないか?

3)これでは、戦争と禅、などと揶揄される禅の宗教性そのものではないか。女性性など、まるでぶっ飛んでいるかに見える。

4)西洋文化にZENとして溶け込んでいく21世紀のZENなどとはとても言えないだろう。1880年6月16日 - 1965年12月21日、昭和を代表する日本の曹洞宗の僧侶である、との紹介だが、1870年11月11日(明治3年10月18日) - 1966年(昭和41年)7月12日)の鈴木大拙などと比較しても、あまりにもイメージが凄すぎる。

5)ボーディダルマとか、他の禅僧などと比較すれば、これはこれでありうるのだろうが、少なくとも、21世紀になってもまだ生きていて、日本の伝統も大切だが、地球人スピリットがもっと大事、などと思っている当ブログにとっては、ちょっと距離がありすぎるのではないだろうか。

6)まだまだ数ページ読んだだけで、そんなに結論づけることはないだろうが、だが、ここらあたりで、よほど好感が湧いてこないと、ここから読む進めることはできないよ。

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