「戦国武将を育てた禅僧たち」小和田哲男<2>
「戦国武将を育てた禅僧たち」<2>
小和田哲男 2007/10 新潮社 全集・双書 221p
★★★★☆
1)前回12年前この本を開いたのは、どのようなタイミングだったのか。おそらく「禅と戦争」 禅仏教は戦争に協力したか ブラィアン・アンドルー・ヴィクトリア著 光人社 2001/05 原著1997)を読んだタイミングだったと思う。
2)しかし厳然とした歴史を見る限り、戦争と禅は、深く相互に関わってきたことは事実である。それでこそ当ブログはその歴史的禅から距離を置きたがった心理があった。
3)従来の禅が武士たちの世界で発達した男性的な禅であるのに対して、OSHOの禅は現代の知的に発達した、柔和な、一方で脆弱な人類にふさわしい女性的な禅でもあります。
もしかするとそれは、より母系制的な傾向を持った、平和で理解力に富んだ未来の社会を志向しているのかもしれません。プラブッダ「究極の旅」p8「21世紀の禅」
4)1975年ごろ、インドに渡る前に参禅していた仙台・輪王寺に、一年後に帰国して参拝した時、とてつもない血なまぐさいものを感じて、それ以降、まったくいけなくなってしまったことがある。
5)21世紀においてはマインドフルネスと言う名の禅が横行しており、その功利性ばかりか、女性性なども強調される時代になってきている。これはこれで意義深いことであろう。
「心が強くなるマインドフルネス」 「PRESIDENT WOMAN(プレジデント ウーマン)」<2>
2017年11月号 プレジデント社 雑誌
6)現在、当ブログは伊達政宗おっかけを初めており、その墓所である瑞鳳殿の観光ボランティアガイドとして関わりつつある。これからどんな展開になるか楽しみである。関連のあるページを張り付けておく。
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