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2018/04/04

今日の気分はこの三冊<33>

<32>からつづく 

今日の気分はこの三冊<33>

今日の気分はこの3冊 目次

「ウェブ進化論」梅田望夫 2006/02

「私が愛した本」OSHO 1992/12

「プロフェット」ジブラン 1972/12

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1)当ブログの来方行く末に思いが長くとどまった。当ブログを三冊にまとめるとすれば、どうなるか。一冊目の「ウェブ進化論」は、当ブログの始まりのきっかけなので、外すことはできない。

2)そして、当ブログが次第に読書ブログとして方向性を固めるとするならば、OSHOサニヤシンの一人として、その中心にOSHO「私が愛した本」が収まることに、ゆるぎない必然性があった。

3)さて、その中から、敢えて一冊となると、これはこれで難しい。されど、もっともOSHOが愛した本の冊数から言えば、ジブランを外すことはできない。最大7冊を登場させている。そして、その最高は、ジブラン処女作でもある「プロフェット」しかないことになる。

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4)この三冊を敢えて中核に据えようという機運は意外と薄かったのである。特に三冊目はなかなか難しかった。振返ってみれば、「プロフェット」を「チベット密教」に置き換える方がより妥当性があった。

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5)タントラは、OSHO文脈における禅やスーフィーにならぶ大黒柱である。抜いて考えていくことはできない。されど、当ブログの毛現在の指向性は、タントラもスーフィーもさしおいて、禅一辺倒という流れになってきた。おのずとタントラの影はうずくなってきた。

6)かと言って、ダイレクトに禅にいくには、ちょっと説明不足である。ここではジブランの「プロフェット」のあの抒情性が、抽象性をともなって、物事の仕上げを美化している。

7)禅(ZEN)は禅として、次に三冊を抜き出すことにする。

8)この三冊を見ていて面白いと思うのは、発行年代が、「ウェブ進化論」(2006/02)、「私が愛した本」(1992/12)、「プロフェット」(1972/06)と、だんだんさかのぼっていくことである。進化論といいつつ、21世紀といいつつ、実は、それほど根幹に変化はないのだ。

9)今回はまず、このところを確認しておけばいいだろう。当ブログあしかけ14年の成果である。

<34>につづく

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