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2018/04/17

「柘榴坂の仇討」若松節郎 監督<1>

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「柘榴坂の仇討」
中井貴一 (出演),    阿部寛 (出演),    若松節郎 (監督) 2014/09公開作品 販売元: バンダイビジュアル 形式: DVD 時間: 125 分
No.4177★★★★☆

1)テレビのチャンネルを回していて、偶然この映画にぶち当たった。ああ、この映画だったのか。

2)先年、映画館のサービス券を出しておいたところ、珍しく無料招待券が当たった。おお、これは、と、新作の封切視聴会のチケットを二枚もらったのだった。

3)ところがどっこい、突然身内の不幸が挟まって、行けなくなってしまった。あらら、残念。しかたなくすでに定年退職して長らく悠々自適生活を送っている叔父に二枚とも譲ったのだった。

4)その後、叔父が手土産をぶら下げて来宅し、簡単に映画のストーリーを教えてくれたのだった。されど、そもそもがあまり時代劇などになじんでいない身としては、ああ、そうですか、で終わっていた。その映画がこの「柘榴坂の仇討」だった。

5)始まりの15分ほどは見逃したが、その後は録画して見た。例によって作業をしながらであったので、なんか軽いな、ワザとらしいな。くさいな、などと思いながら見ていた。浅田次郎原作だしな。

6)浅田次郎の講演会を一度聞いたことがある。よくも悪くも浅田次郎だ。そのドラマツルギーが分かってしまうと、なんだか、つられて涙を流すのがもったいない(笑)などと思う時さえある。

7)まぁ、しかしいいだろう。もう一回見直した。冒頭は若干見逃しはしたが、だいたいの狙いはわかった。一連の藤沢周平の作品が好きなら、この作品が嫌いになることはできない。まぁまぁラインは似ている。違っているのは、江戸の末期と、文明開化の明治期を挟んでいることだろう。

8)そもそも、戦国時代の鎧兜を着て戦っていた時代とは、いつからいつまでのことだったのだろう。刀を持って人を切っていた時代とは、どんな時代だったのだろう。

9)もうすこし概略的に、大略的に理解してみたいと思った。

<2>につづく

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