「永平広録を読む」 澤木 興道<1>
「永平広録を読む」<1>
澤木 興道 (著) 2010/05 大法輪閣 単行本: 341ページ
No.4184★★★★☆
1)近くの禅寺に参禅するようになって一年が経過した。月一回の早朝坐禅と、みんなの寺子屋での土曜午後坐禅。月二回だが私の大事な暮らしのリズムになってきた。この間、休まざるを得なかったのは一回だけ。割と参加率はよい。
2)本寺の書棚には、飯沼勇義の「知られざる中世の仙台地方」があったのには、我が意を得たりと思ったが、寺子屋のほうでも、さりげなく待合にいつも数冊の本がおいてある。別段にお勧め、というほどでもないのであろうが、じつに素晴らしいインテリアになっている。
3)先週は、澤木興道師の新刊本がさりげなく一冊カウンターにおいてあった。澤木興道。ビックネームである。禅をたしなもうとするのなら、おそらくこの方の名前を聞くチャンスは何度も訪れるに違いない。
4)とはいうものの、よく分かっていない。特に当ブログにおいてはまったく触れてはこなかった。伝統禅と、新しい時代のOSHO禅の違い、という衒いもあり、古臭く見えるようなものは避けてきた、というべきか。
5)されど、アラ還も過ぎてしまった私も、すでに古臭い人間の部類になってきた。そうそう古臭いものを嫌うものでもない。このあたりに何らかの活路を見つけていくのも悪くないのではないか。
6)早速、その新刊本をわが図書館に見つけようとしたが、残念ながらなかった。まだ未入庫である。もっともすでに50年前以上に亡くなられた方である。新刊と言っても、古書の焼き直しとか、復刊であったりするだろう。いずれそちらも読むとして、今回は、何十冊もあるこの方の著書の新し目の一冊をとりよせてみた。
7)ハマれば一冊に留まらず、追っかけが始まるだろう。まずは一冊、お試しである。
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