「さとりサマーディにて」<33>少名彦名命
<33>少名彦名命 目次
1)今日のお祭りのために84歳の叔母が作成した案内状。毎年、母の日に恒例のお祭りがおこなわれている。
2)地権者と、地域の人々で「保存会」のようなものを構成して、もっと広く多くの人々に参加しやすくするのはどうだろうか、という声は以前から出ていた。そのアイディアもいずれはより具体化したものになっていくだろう。その前に、いくつかのステップがある。
3)今日は、この旗のことが話題になった。「奉納 少名彦名命」。スクナヒコナノミコト、と読む。薬師瑠璃光如来がご本尊であるなら仏教だが、少名彦名命なら、神道の神様ということになる。本地垂迹、神仏習合、廃仏毀釈、などの歴史の荒波の中で、スクッと立ち続けてこられたのは、カヤの木、その方ご本人である。
4)旗を「奉納 薬師瑠璃光如来」とでも改めましょうか、という声に、「いやいや、歴史は歴史として、このままでもいいのではないか」と古老はおっしゃる。日本の歴史としては、薬師如来より、少名彦名命のほうがもっと古いぞ。この矛盾、この謎を辿ることによって、より私たちの歴史や、生きてきたご先祖様たちの姿が見えてくるのではないか。なるほど、ごもっともである。
5)そもそも、少名彦名命は、日本史における大国主命の参謀として、経営コンサルタントのような役割をはたされた神様。祀っている寺社は多くはないが、実は、かなり重要な位置を占めている神様なのである。
6)古事記、日本書紀の中に登場する回数は少ない謎の神様である。なるほどそうであれば、さて、我らがホツマツタエではどのように語られているだろうか。以前、ちょっと調べかけたような気もするが、もういちど、確かめてみる必要がありそうだ。
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